お問い合わせ

特別養護老人ホーム健祥会エンリケ起工式
アジアをつなぐ大海原へ

30周年を起点にさらなる20年を展望して臨む、特別養護老人ホーム健祥会エンリケの起工式
大阪の大都市で、160人定員の大きな施設を構えられることの緊張感を持ちながら、隣にそびえる大阪府咲洲庁舎55階展望台から見渡す光景は、まさに世界への広がりを見た思いです。


航海王子エンリケ肖像画
航海王子エンリケの肖像

「エンリケ」「マヌエル」と命名された意味に思いを馳せます。15世紀、海に向かった視界の先に国の行く末を見据え、先駆けた航海術や科学技術を育て大航海時代を幕開けたエンリケ。海外交易の確立によりポルトガルの黄金期を築いたマヌエル1世。まさに中村理事長の介護への挑戦がそこにあり、介護の向かうべき方向を指し示すものがこの施設にあると、その思いの深さの一端を共有できた瞬間でした。


株式会社宮建築設計の設計の下、施工を担っていただくのは、株式会社大林組。起工式細部まで整った設営から運営、そしてご祈祷いただいたのは住吉大社様。その所作のひとつひとつが格式高く、その場を体験できたことの意義深さを感じ、この施設が踏み出そうとしている一歩の大きさと、職員が挑む課題の高さにも身を振るわせるものでした。

住吉大社さまにご祈祷いただきました 2

科学的介護を構築し、現場での実践を確実なものとしていくこと、同時に今後の日本の基幹産業を担う事業体として、深い教養・知識を身につけること、それがさらなる20年に向かう健祥会グループの職員に求められています。
航海王子エンリケが「最善を尽くせ」と新天地をめざして様々な技術を進化させたように、健祥会グループが切り拓くアジアの介護、そのために確立すべきエビデンスに基づく科学的介護(EBC Evidence Based Care)へ、私達は挑戦を始めます。


起工式において「磬折(けいせつ)」という言葉を初めて目にしました。式次第に「一同磬折」と書かれておりましたが、読み方もわからない言葉でした。(「磬折」は、祓いを受けるとき、祝詞奏上の時の敬礼であり、40度ないし60度上体を曲げる、ということだそうです。)
介護に携わる者として、知識教養を深める中で介護ブランドをどう高めていくか。社会福祉法人だけでなく他企業とつきあえる幅広い人材が、どう育っていくか。
さらなる20年を担う若い職員へ「介護の将来性を展望し、介護だからこそのやりがいを会得せよ」と投げかける施設のスタートです。

記:関久代


[記事公開日]2011/10/18(火)

過去の記事へ