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「ずっと寄り添い支えるために」
健祥会たんぽぽが「認知症伴走型支援事業」相談窓口に

平均寿命の伸びに伴い、認知症高齢者は増え続けており、2025年には高齢者人口の20%に達することが見込まれています。認知症は他人事ではなく、誰もが当事者となりうる、身近なものなのです。
健祥会グループでは地域活動の大事な柱として、すべての地域すべての施設で認知症サポーターの養成に力を注ぐとともに、認知症カフェなどの事業を積極的に展開し、認知症になっても安心して暮らし続けられる地域づくりに取り組んでいます。
活動に熱心な施設のひとつが、徳島県東みよし町の特別養護老人ホーム健祥会たんぽぽ。数年前から認知症カフェ「たんぽぽカフェ」を開催し、コロナの間は、こちらからお宅に出向く「縁側訪問」へと形態を変えたりしながら、切れ目なくサポートを続けてきました。

たんぽぽカフェで健康チェック

そして今年3月、健祥会たんぽぽに県内初となる、認知症相談窓口が開設されました。厚生労働省が推進する「認知症伴走型支援事業」において、東みよし町からの委託を受けたものです。拠点整備に取り組む町村も東みよし町をはじめ全国にわずか8市町村という、新しい取り組みです。
相談窓口では、施設のケアマネジャーら専門知識を持った職員が症状や生活上の不安などを継続的に聞き取って助言。町の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所の専門職とも連携し、症状の進行状態に合わせた支援を提案します。
早い段階から関わり、変化にも寄り添い続けることで、認知症の人が住み慣れた地域の一員として、自身に合った方法で社会に参加し続けられるよう、認知症の人やその家族を支えます。

はじまったばかりの事業ですから、まずは相談窓口の存在を広く知っていただきたいと思います。
電話予約により、毎週月曜日、木曜日、第3土曜日の午後1時半から5時半の間、面談方式で相談に応じます。要望によりその他の日時でも受付できますので、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

特別養護老人ホーム 健祥会たんぽぽ
TEL 0883-82-3711
健祥会たんぽぽのページ(https://www.kenshokai.group/institution/tokuyou/tanpopo/)

認知症相談窓口を開設 | 徳島新聞

[記事公開日]2023/07/03(月)

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