
「褥瘡予防とポジショニング・シーティング」を開催しました!
講師には、日本福祉用具供給協会 四国支部徳島ブロック様のご推薦により、株式会社ケープの大山 一成 氏をお迎えし、明日から現場で使える「基本のコツ」を実演を交えて分かりやすく教えていただきました✏️
💡 ポジショニングの入り口は「普段の姿勢」
「ポジショニング=難しいもの」と思われがちですが、実は入り口はとてもシンプルです。 私たちが普段、無意識に足を引いたり手を置いたりしている「心地いい姿勢」こそがポジショニングの基本。自分で動けないご利用者に対して、その心地よさを調整・サポートしてあげることがケアの原点です。
🤔 「体位変換」の本当の目的とは?
「実は、体位変換だけで褥瘡は防げません」
重度の方の褥瘡予防でまず重要なのは、良いエアマットなどの「床面の整備(体圧分散)」です。適切な道具を使えば、圧力を回避できます。
では、なぜ大変な体位変換を行うのか? その最大の目的は、姿勢を変えてあらゆる方向から「重力の刺激」を与えることで、身体の機能低下(廃用)を少しでも防ぐことにあります。
♿ 明日からできる!車椅子の前滑り対策
車椅子で体が前に滑ってしまうご利用者へのアプローチとして、今すぐ試せるポイントを教えていただきました。
座面のたるみを埋める 古くなってたるんだ座面は姿勢が崩れる原因。タオル等で平らに埋めるだけで、骨盤が立ち、劇的に座りやすくなります。
足の裏をしっかり床(台)につける 足置き(フットサポート)は移動時のみ使い、食事の時は外して足裏を床につけます。届かない場合は、手作りの足台などでサポートすることが大切です。
腕を支える場所を作る 腕の重さは筋肉では支えきれません。テーブルやクッションに腕を「預ける」場所を作るだけで、上半身が驚くほどリラックスします。
🤝 チームで「成功事例」を作ろう!
「まずは施設の中で仲間を見つけ、一人のご利用者に対する『成功事例』を作ってください。『姿勢がこんなに良くなった!』という体験こそが、次のケアへの最大のモチベーションになります」
ケアの基準を統一し、良い道具も上手に頼りながら、職員の負担を減らしてケアの質を上げていくことの大切さを学んだ充実の研修となりました。
講師の大山先生、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
🏫 【セミナー・出張講座のご案内】
徳島県介護実習・普及センターでは、介護に役立つ様々な無料セミナーを開催しています。また、施設への「無料出張講座」も随時受付中です。どうぞお気軽にお問い合わせください!








0