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「KIRARIセミナー」で 女性職員、
メイクアップを学ぶ!

女性が輝く健祥会グループへ!
「KIRARI WOMAN ネットワーク」始動

少子高齢人口減少社会の元気のために、「女性の活躍」が成長戦略の柱となり、女性活躍推進法にもとづいて様々な取り組みが始まっています。
健祥会グループでは、グループ職員全体のおよそ70%が女性、管理職者における女性の割合も44%という非常に高い数字を示しており、女性の活躍が非常に顕著な職場です。今後これをさらに推進するために、2年後女性管理職者45%以上を目標に掲げ、グループをあげて女性職員のキャリアアップに努めています。また、仕事のキャリアばかりでなく、人としての成長も大切にするために、女性職員をゆるやかにネットワークし、教養を育み、心を豊かにし、育ち合い高め合う場、「KIRARI WOMAN ネットワーク」をスタートさせました。学びながら楽しみながら施設を超えた交流も図っていきたいと考えます。


メイクスクール「メイクス」の
立本陽子さんを講師に迎えて

「KIRARI WOMAN ネットワーク」の活動のスタートは「KIRARIセミナー」の開催です。徳島県内を北、西、中央、南の4つのエリアに分け、それぞれテーマを設定し、女性職員に自由に参加を募ります。まず第1回として、北エリアで「きらり輝くためのメイクレッスン」が開催されました。

講師としてお越しいただいたのは鳴門市の化粧品店ひかりやワイワイプラザの立本陽子さん。全国から集まった化粧品店のプロがメークテクニックを競うNCCコスメティック甲子園で今年金賞を受賞。実力派のメーキャップアーティストとして、メイクスクール「メイクス」を経営されています。


化粧することで 今日という日を前向きに!

セミナーには20代から60代まで幅広い年齢、介護職から事務職、施設長まで様々な職種の25名が参加。健祥会グループ本部長よりの、「スーツを着てきちんと化粧するとモチベーションが高まります。化粧は、今日という日に前向きに向き合っていくための儀式のようなものです。介護の現場の皆さんは薄化粧の人が多く、素顔の美しさもすてきですが、化粧することを楽しみ、ONとOFFを上手に切り替えながら毎日をより輝きましょう」との挨拶で開会しました。

冒頭、立本先生から、介護の現場で実践され、心身状態の改善に効果を上げている化粧療法は、1993年から化粧品メーカーが取り組んできたもので、実は徳島が発祥の地であるとのことが紹介されました。「化粧することで昔を思い出し、心が若返ります。背筋が伸びて、生きることに積極的になれるのです」と、ご自身の介護施設での利用者様へのメイクの事例などを話してくださいました。


ビフォーアフターにため息!
メイクの力ってすごいね♥

セミナーでは参加者をモデルに、基本のスキンケアとメイクにはじまり、仕事メイク、パーティメイク、控えめメイクなど日常のシーンごとのメイクを実演していただきました。
モデルは、どんどん変わっていく自分の顔に驚き、喜び、メイクの力を実感した様子。ナチュラルなのにきちんと仕上がるには丁寧なスキンケアが欠かせないことや、ファンデーションのつけ方、アイカラーの選び方、眉のバランスなどを学びました。

食い入るような視線を向け、メモを取りながら、本当に熱心に先生の手元を見、お話に耳を傾けた参加者たち。モデルとなった3人のビフォーアフターに感心することしきりでした。


実演の後は軽食をいただきながらの懇親タイム。化粧品の選び方やメイクのコツ、日頃の肌の悩みなどを先生に質問しながら、話が弾み、笑顔と笑い声にあふれる和やかなひとときとなりました。

「介護の現場では入浴介助ではすぐ化粧崩れするから仕事ではノーメイクだ」との介護職に、「スキンケアがしっかりできていれば崩れにくい。利用者様にどう見られたいか考えて、元気さ、はつらつ感、朗らかさ、やさしさなどをメイクで演出してほしい」との貴重なアドバイスをいただきました。


化粧療法にも活かしたい!

自分をどう見られたいかを考え自分で演出する〜化粧はある意味で生き方の表現かもしれません。凛として輝いて生きていくために、化粧の腕も上げたいものです。また介護職にとっては、今日の学びを利用者様への化粧療法に活かすこともできます。立本先生、すてきなセミナーをありがとうございました。

[記事公開日]2016/10/20(木)

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