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徳島労働局よりの巡視
腰痛予防の取り組みを見ていただきました!

「健康職場 つくる まもるは みんなが主役」

行動指針の一つに「職環境の充実」を掲げる健祥会グループでは、その一環として移乗用リフトを導入するなど、職員の腰痛予防対策に力を入れています。こうした取り組みに対して、特別養護老人ホーム健祥会バイエルンが「全国労働衛生週間」にあわせた厚生労働省徳島労働局の巡視先に選ばれ、杉山彰浩徳島労働局労働基準部長はじめ4名の巡視者の方の訪問を受けました。
「全国労働衛生週間」は、働く人の健康を確保することなどを目的に、厚生労働省が昭和25年から毎年実施しているもので、平成28年度は「健康職場 つくる まもるは みんなが主役」がスローガン。徳島労働局では、特に社会福祉施設における労働災害防止対策を推進しています。


良いサービスは良い職環境から

杉山部長から、健祥会グループ理事長中村太一に「社会福祉施設における災害性腰痛症等の労働災害防止対策の推進について」と題した要請書が交付され、「積極的な取り組みを実践している貴法人と健祥会バイエルンにおいて、今後ともさらに腰痛防止対策について周知・啓発していただくとともに、人材確保の観点からも労使一体となった自主的な職場の健康と安全の取り組みを促進してください」との要請がありました。
これを受け、中村太一より、「私どもの仕事はサービスの内容がすべてであり、サービスの質は職環境の善し悪しと表裏一体です。職員の働きやすい良い職環境があってこそ良いサービスが提供できるとの思いで職環境の充実に力を注いでいます。今、企業経営において健康経営の概念が重視されており、健康への配慮が職場選びのポイントにもなるような時代です。腰痛以外にも職員の健康対策を積極的に推進してまいりたいと考えていますので、今後ともご指導賜りますようお願いいたします」と挨拶申し上げました。
健祥会本部施設刷新・戦略部長 柴山義明より法人の概要と取り組みについて、健祥会バイエルン施設長米沢敏信より施設について、理学療法士 蔀(しとみ)勇気より職員への腰痛予防対策について、それぞれ説明の後、現場見学と介助機器体験をしていただきました。


負担の少ない介護を体験

健祥会グループでは2007年より、ノルウエー発の負担の少ない介護を導入し、体位変換や移乗の際に、低摩擦素材を使った「スライディングシート」や「グローブ」を使っています。介護者の負担軽減だけでなく、利用者様も楽で、床ずれ予防や創部の保護にも効果的です。また、介助用リフトも積極的に導入。健祥会バイエルンには特養入所部分の2フロアにそれぞれ1台ずつ設備されています。
巡視の皆様には、シートやグローブを使うことで要介護4の利用者様を楽にベッドの上で移動させるとともに、リフトで車椅子へと移乗させ、離床を安全に行うところを見学していただきました。
さらに杉山部長が、シート、グローブ、リフトの使用感を実際に体験。「体の下にシートを敷かれても違和感なく、思った以上にすっと抜けるので驚きました。リフトもまったく恐怖感はなかったです」との感想をいただきました。

その後、労働局の皆様も交えて、理学療法士の指導のもと、施設で朝礼後に行う職員の腰痛予防体操を実践しました。職員には朝礼の際の一斉体操だけでなく、自分でも折々に行えるよう、各フロアに体操例を掲示しています。
また、施設では、福祉用具が安全に正しく使えるよう職員への研修を徹底するとともに、衛生委員会を設け、腰痛予防に対する啓発・知識の共有に努めています。


喜びをもって介護の仕事ができますように!

最後に杉山部長から、「介護者の皆さんに負担なく仕事していただけることをとても大切にしている健祥会さんの取り組みがよくわかりました。介護という仕事のすばらしさを感じながら楽しんで勤務していただくという理想に向かって、我々も腰痛予防の取り組みが現場でさらに広がるよう、応援していきたいと思います」とコメントをいただき、巡視を終えました。熱心に巡視くださり、ありがとうございました。


健祥会グループでは、腰痛予防、ストレスチェックはもとより、グループ内医療法人のむくの木クリニックと連携し、健康管理・相談を実施していますが、今後もさらに、職員が健康で喜びをもって働くことができるよう、より良い職環境づくりを推進してまいります。

[記事公開日]2016/10/18(火)

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