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リスクマネジメントを学ぶ
利用者様の尊厳と安心・安全のために

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社会・地域における福祉の充実と発展に寄与することを目的として、社会福祉法人には高い公共性が課せられています。そして、サービス提供にあたっては、利用者様の尊厳を守りつつ、安心してサービスを受けていただくことが何より大切です。「自分らしい生活」をできるだけ実現しながら、事故リスクに向き合い、適切な支援をしなければなりません。

従来より現場では、介護事故を未然に防ぐためのリスクマネジメントとして、「ヒヤリハット報告」などの積極的な取り組みがなされています。しかし、ケアに関するリスクだけでなく、災害リスク、職員に関連したリスク、不測の外的リスク、経営上のリスクなど、現在、施設をとりまくリスクは多岐にわたっており、そのマネジメントの取り組みが重要になってきています。

IMG_6655健祥会グループでは、PDCAサイクルに基づいたリスク分析と管理を行い、マニュアル化するとともに、施設刷新・戦略部を中心に研修を随時行っていますが、さらにグループをあげた取り組みとするために、このほど外部講師を招いて、リスクマネジメント研修会を開催しました。各ステージ・施設から様々な職種の150名が参加し、介護福祉を取り巻く新たなリスクへの対応や危険予知トレーニング、リスクの分析とマネジメントについて、ケーススタディを交えながら学びました。具体事例に学んで腑に落ちることも多くあり、たいへん勉強になったようです。

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リスクマネジメントは利用者様やそのご家族だけでなく、職員を守るものでもあります。今後も継続して学びの機会を持ち、さらにしっかり取り組んでまいりたいと考えます。

[記事公開日]2016/08/29(月)

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