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「新しい健祥会づくりをともに」 2015年度健祥会グループ就職セミナー開催

2015年度健祥会グループ就職セミナーがいよいよスタートしました。新施設が続々とオープンする2014年度、徳島だけでなく、大阪東京でもセミナーを開催し、新卒についても大幅な採用増が図られます。
セミナーはまず徳島から。2014年2月15日(土)徳島健祥会福祉専門学校にて開催されました。前日、日本各地は大雪に見舞われ、当日も強風が吹き荒れるというあいにくの天候で、高速道路は通行止め、空の便もストップという状況が続く中での開催となりました。参加できなくなった学生もいましたが、多くの皆さんが真剣な面持ちで臨んでくれました。


健祥会グループ理事長 中村太一 挨拶

「昨年7月私たちはとてつもなく大きな存在を失いました。グループ創始者であり前理事長である中村博彦が突然の病で帰らぬ人となったのです。驚きと衝撃と悲しみの中で、この半年、職員が一丸となって切磋琢磨しながら、危機を乗り越えてきました。創始者の残したものを守り、受け継ぎつつ、ピンチをチャンスとし、新しい世界を築いていくために、2014年を新たな出発の年と位置付ける今、多くの若い力に、新たな健祥会づくりに参画してほしいと願っています。
皆さんは今、誰もが同じ気持ちでここにいるのではないと思います。仕事への思い、福祉への思い、健祥会への思い、人生への思い、さまざまだと思います。私は、大学で福祉を学びましたが、これは実は希望の学部ではありませんでした。父の強い勧めにより、希望とは違う学部へ入学したのです。福祉が今ほどメジャーではなく、3K職場ともいわれた時代であり、好きな道へ進む友人をうらやましく思ったものでした。4年間福祉を学び、健祥会へ就職し、ケアハウスや特養の施設長を経験しました。ちょうど介護福祉が措置から介護保険制度へと移行する激動の時代でしたから、その移り変わりを目の当たりにしてきました。そして今、介護福祉は、サービス業であり、新成長産業として、またひとつの時代の変わり目にあります。
1月5日の徳島新聞の記事では、高校2年生へ将来自分がどんな仕事に就いていると思うかを問うアンケートで、医療・介護がトップでした。20年前には考えられなかったことであり、医療・介護の、新成長産業としての必要性、重要性が認識されているということです。今、新しい時代づくりに携われることが嬉しく、この道を選んでよかったと思っています。だからこそ、多くの人にともに歩んでほしいのです。
健祥会グループの組織としての1年の方向性を示す年訓で、「本当に利用者ニーズに応えられているのか、職場の仲間に応えられているか、地域社会に応えられているか」を問うています。利用者のニーズを新しい発想で捉えなおして新しいサービスをつくっていきます。職環境を整えて職員のやる気に応えていきます。職環境とは互いを思いやる人間関係であり、給与やポストでもあります。そして地域に対しては、よりいっそう地域に根付き、認められる施設であるよう、ボランティア活動を含めて地域活動に取り組みます。健祥会の新しいイメージイラスト・ハートランドのように、健祥会の施設があれば地域が賑やかで笑顔いっぱいだなあと感じていただけるよう、施設数だけでなく、サービスで、雇用で、いろんな面での地域一、日本一をめざします。
新しい健祥会づくりの出発の年に、縁あってここに来てくださった皆さん。未来に向かってともに頑張るために、一歩二歩と健祥会に歩み寄ってきてください。ご参加ありがとう、今日は私たちと皆さんのはじまりの一日です」


理事長の挨拶に続いて、人事部長関久代より健祥会グループの概要について説明があり、さらに総合職、生活相談員、介護職の職員より、業務説明や仕事への思い、健祥会での働きがいなどについて紹介がありました。
希望職種に分かれてのグループ懇談では、グループ内での女性の活躍、職環境、地域活動などについて、具体的な質問が飛び交いました。続いて行われた懇親会では、先輩職員との和やかな談笑の中から、健祥会の雰囲気を感じとってくれたことと思います。皆さんご参加くださり、ありがとうございました。この中から、多くの意欲ある人材が健祥会の扉を叩いてくれることを願います。
次回就職セミナーは、大阪で2月20日(木)、東京では2月23日(日)に開催予定。実際の職場を見学する健祥会ツアーは徳島では3月1日(土)大阪では3月上旬から中旬を予定しています。詳しくは採用情報のページでご覧ください。

[記事公開日]2014/02/16(日)

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