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「この街で、心と心 響き合う」
特別養護老人ホームエリザベート成城
都市型軽費老人ホーム緑風 開所の集い

■「心と心」のスピリッツを胸に

東京都と世田谷区のご指導ご協力のもと、健祥会グループ内法人・社会福祉法人 緑風会が東京都世田谷区成城にて建設をすすめていた 特別養護老人ホーム エリザベート成城と都市型軽費老人ホーム 緑風が完成し、施設開設にご尽力いただいた皆様、創始者ゆかりの皆様、そして地域の皆様をお招きして、開所の集いと内覧会が開催されました。

「いよいよ首都東京での初挑戦がはじまります。創始者の残した『心と心』のスピリッツを胸に、『この街で 心と心 響き合う』施設づくりに邁進してまいります」との緑風会理事中村晃子の開式の辞で式典は幕を開けました。
会場となった地域交流室に、寸分の余地もないほど、たくさんの皆様が駆けつけてくださり、期待と責任をひしひしと感じるスタートとなりました。
スライドでの施設紹介に続いて、健祥会グループ理事長中村太一が挨拶に立ちました。


■健祥会グループ理事長中村太一開所の挨拶

「ご来賓の皆様、地元の皆様をはじめ、全国各地から、こんなに多くの皆様がおいで下さり、徳島商工会議所からも18名もの同志の議員がきてくれており、本当に感無量です。この施設の起工式を執り行った中村博彦健祥会グループ創始者は昨夏急逝し、創始者が立つ筈だった舞台に今、私が立っています。健祥会35年の集大成として、東京ですばらしい介護サービスを構築したいというのが創始者の夢でした。今日は、徳島の家の仏壇から創始者の遺影を携えてきました。ともに舞台に立つつもりでこの場に臨んでいます。

健祥会グループ理事長中村太一開所の挨拶健祥会グループが介護福祉に挑戦してきた35年の歩みには様々な紆余曲折があり、数々の困難にも難題にもぶつかってきました。その中で、培い、築き上げてきたかけがえのないものが、「心と心」であり、健祥会ならではの高品質サービスです。これを東京で実践するんだという強い気持ちでいます。
至らぬ点も多々あるかと思いますが、近隣の施設の皆様にもご指摘ご指導いただきながら、四国、関西、東京、それぞれの知恵をグループで共有し、いいところを吸収し合いながら、サービス向上への力としていけることを願っています。どうか、叱咤激励賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
創始者は人口減少と介護福祉を国民的課題として大きな危機感をもって臨んでいました。徳島県は過疎県であり、人口減少に歯止めがかからず、妙策もないのが現状です。そんな中、私は、都会の入所者様を空気の美味しい地方で2〜3年でも過ごしていただいたり、また若い職員に結婚前の数年を地方で就労してもらったり・・・エリザベートを拠点に日本全体を考えながら人口交流、人口還流のようなことができれば、地域の活性化に何らかの役割を担えるのではないと考えています。

職員には常に「二つの役割」について説いています。ひとつは、自分の親を入れたいと思う施設であるよう、どこにも負けない心で、どこに負けないサービスをつくること。心と技の陶冶です。もうひとつは非課税法人の使命として、地域貢献をしっかり果たすこと。現在、ほとんどすべての施設で毎週地域の清掃を行っているほか、立哨当番や凍結防止剤散布、過疎の地域では秋祭りの神輿の担ぎ手を買ってでたり、災害時避難所になるなど、地域貢献に努めています。
ここ成城でも、皆様方と「心と心」のお付き合いをさせていただきたく、毎日の積み重ねの中で、信頼関係を紡いでいけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。この出会いを大切に職員一同、一丸となって頑張ってまいります」


■ご来賓のご祝辞紹介

ご来賓の皆様よりもたくさんのご祝辞を頂戴しましたので、紹介させていただきます。

東京都議会議員 三宅茂樹 様

老朽化した都営団地を高層に建て替えることにより、スペースを生み、保育園と高齢者施設、障害者施設を整備する計画がもちあがりました。事業体選びに緑風会さんも手を上げてくださり、厳正な審査の結果、上質な施設運営と地域貢献の実績により選ばれて、この施設の実現の運びとなったものです。すばらしいノウハウで、東京の中でも評判の施設となってくださることと思います。
認知症の母を見送った家族の一人として、介護福祉のさらなる充実と世界に誇れる日本の介護に期待し、笑顔と信頼の施設となるようお祈りしています。

世田谷区長 保坂展人 様代理
副区長 秋山由美子 様

東京都と関係諸氏のご尽力により、都営住宅の高層化が実現し、こんなに広い土地を生み出していただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。すでに保育園ができ、今日ここに特養と軽費老人ホームが開所し、来年四月には障害者施設も完成します。地域住民の皆様の快い受け入れとお力添えあっての施設であり、中村博彦氏の遺志にそって、科学的介護により5つのゼロと4つの自立支援をめざしてくださることを心から願っています。地域交流室には災害時に要支援者を受け入れていただくとともに、普段は地域の皆さんが集い、笑い声が響く場となることでしょう。エリザベート成城、緑風、ふたつの施設が地域包括ケアの中心となって、安心して暮らせる地域づくりがすすみますよう、期待いたします。

世田谷区議会議長 山口ひろひさ 様

世田谷区でも高齢化率は20%を超え、福祉の課題が膨らむ中、二つの施設の開所には意義深いものがあります。地域交流室においては、地域との関係を深めていただきますよう期待いたします。区議会も誰もが住みつづけられるやさしい街づくりをめざしてまいります。

中村博彦創始者の人生の友として長年お付き合いいただいた元国務大臣 鈴木 宗男先生も駆けつけてくださいました。

元国務大臣 鈴木宗男 様

中村博彦先生とは、昭和44年から半世紀にもおよぶ付き合いでした。現理事長である太一さんが生まれた頃からの家族のような関係です。博彦先生は鈴木宗男をひとまわり男前にしたような男で、義理に厚く、情に厚く、人との出会い、人との関係を何より大切にしていました。空の上で「やっと念願の東京進出を果たすことができました。ありがとうございます」と甲高い声でお礼を述べ、心から頭を下げている様子が目に浮かびます。東京都と世田谷区、そして何よりも地元の皆様のお支えに心から感謝とお礼を申し上げ、今後とも健祥会グループをよろしくお願いいたします。

公益社団法人全国老人福祉施設協議会会長 石川憲 様

全国の社会福祉法人12,000施設が集う公益社団法人全国老人福祉施設協議会は、社会福祉法人はこうあるべきという模範を示すために中村博彦先生がつくりあげた組織です。科学的介護を推進したのも中村先生、それを実践し、モデル的施設となってくださること期待します。鈴木宗男先生のお話を聴きながら、中村先生がいたらなあ、と涙があふれてきました。現理事長は、大きな大きな存在だった中村先生のあとを継いで大変だと思いますが、どうか頑張ってください。地域の皆様には地域福祉の核としてしっかりご利用いただきたいと思います。

徳島県知事 飯泉嘉門 様
代読:東京本部長 田尾幹司 様

高齢者福祉の充実と住環境のますますの発展に対する関係諸氏のご尽力とご理解、ご協力に敬意を表します。30有余年、徳島県の介護福祉の中心として、長年培ってきた健祥会グループの介護サービスで徳島のレベルの高さを示してくださることを期待します。少子高齢化人口減少という我が国の直面する課題に対して、徳島県も独自の施策の創造にさらなる知恵を絞り、都市の皆様の里帰りを応援するなど、人口減少課題に取り組んでまいります。本施設が地域の福祉サービスの拠点としての役割を果たされることをお祈りいたします。

徳島県経営者協会会長・徳島商工会議所常議員・株式会社徳島銀行会長
柿内愼市 様

中村博彦氏が生前に幾つか構想した施設の中の最後の施設が、行政、議会、地域皆様のご尽力とご理解の賜物として誕生しました。生前、博彦氏が東京から徳島に戻ったおり、土地を貸してもらえることになったと大喜びで私の銀行へ報告にきてくれたことをよく憶えています。高齢化のスピードの早い徳島は、介護先進県であり、施設数も多いことから、サービスの質が競い合われます。そんな徳島で61もの施設を有する健祥会グループは、マンネリ化することなく、チャレンジを忘れることなく、常に前進を続けています。35年のノウハウと徳島大学との共同研究の成果、そして博彦氏の「心と心」のすべて注ぎ込んだ、全国一先進的で、心のこもった施設が、地域の安心の拠点として、地域に愛される施設となることを願っています。

参議院議員木村義雄先生、参議院議員二之湯智先生が、国会を終え、駆けつけてくださり、ご祝辞をくださいました。

参議院議員 木村義雄様

中村太一理事長が立派な後継者として東京の地に施設を開設されたことを大変嬉しく思います。また、この成城は中学高校時代を過ごした懐かしく大切な場所であり、なおさら嬉しくご縁を感じています。地方ではいずれ高齢者も減少に転じますから、これからは都市の高齢化への対応が大きな課題となります。まさに中村博彦先生の先見の明のもとに誕生した施設であり、ここで都市の高齢化を支え、東京でもトップ施設になってくださるよう祈念します。

総務副大臣 二之湯智様

中村博彦先生は、一昨年、私の地元京都に老人保健施設マリアンヌを開設くださり、その落成式で倒れてからも、最後まで福祉のために果敢に仕事をされてきました。本日は、先生も、地域も心待ちにした施設の開所ということで、駆けつけてきました。こんな環境のいいところに入所できるとはうらやましい思いです。どうか、地域に愛される施設となりますよう、先生の遺志を受け継いでりっぱに運営なさってください。


皆様からの心のこもったご祝辞を頂戴したあと、元内閣官房長官青木幹雄様より賜った祝電が披露されました。
いただいたたくさんの祝電はご芳名のみ紹介させていただき、会場に掲示させていただきました。

続いて式典では、ご来賓による鏡開きが行われ、全国老人福祉施設協議会副会長 熊谷和正様のご発声による乾杯で、開所を祝いました。

 

ご来賓の皆様

  • 元国務大臣 山口敏夫 様
  • 元国務大臣 鈴木宗男 様
  • 総務副大臣 参議院議員 二之湯智 様
  • 参議院議員 木村義雄 様
  • 東京都議会議員 三宅茂樹 様
  • 東京都議会議員 栗林のり子 様
  • 世田谷区長 保坂展人 様代理 副区長 秋山由美子 様
  • 世田谷区議会議長 山口ひろひさ 様
  • 世田谷区議会議員 菅沼つとむ 様
  • 世田谷区議会議員 三井みほこ 様
  • 世田谷区議会議員 江口じゅん子 様
  • 世田谷区議会議員 小泉たま子 様
  • 世田谷区議会議員 すえおか雅之 様
  • 世田谷区議会議員 桜井純子 様
  • 公益社団法人全国老人福祉施設協議会会長 石川憲 様
  • 公益社団法人全国老人福祉施設協議会業務執行理事 伊藤輝男 様
  • 公益社団法人全国老人福祉施設協議会副会長 熊谷和正 様
  • 公益社団法人全国老人福祉施設協議会副会長 村上勝彦 様
  • 徳島県知事 飯泉嘉門 様代理 徳島県東京本部長 田尾幹司 様
  • 徳島県経営者協会会長・徳島商工会議所常議員・株式会社徳島銀行会長 柿内愼市 様
  • 平成医療福祉グループ 副代表 武久敬洋 様
  • 徳島商工会議所 総務財政委員長 鈴木勝章 様
  • 徳島商工会議所 副会頭 中村孝雄 様
  • 株式会社ライフ建築設計事務所 代表取締役 池田義満 様
  • 村本建設株式会社 代表取締役 村本弘 様

祝電をくださった皆様

  • 元参議院自由民主党議員会長 青木幹雄 様
  • 元内閣官房長官 中川秀直 様
  • 内閣府特命担当大臣 衆議院議員 山口俊一 様
  • 元防衛大臣 衆議院議員 小池百合子 様
  • 参議院自由民主党国会対策委員長 参議院議員 吉田博美 様
  • 総務副大臣 参議院議員 二之湯智 様
  • 国土交通副大臣 参議院議員 北川イッセイ 様
  • 財務大臣政務官 参議院議員 大家敏志 様
  • 衆議院議員 鈴木貴子 様
  • 参議院議員 三木亨 様
  • 名古屋学芸大学 学長 井形昭弘 様
  • 全国老人福祉施設協議会 会長 石川憲 様
  • 日本介護支援協会 会長 中田清 様
  • 徳島県老人福祉施設協議会 会長 大塚忠廣 様
  • 徳島県経営者協会 会長 柿内愼市 様
  • 徳島県商工会議所連合会 会長 近藤宏章 様
  • 岸化学グループ 代表者 岸小三郎 様
  • (株)徳島銀行 代表取締役会長 柿内愼市 様
  • (株)徳島銀行 頭取 吉岡宏美 様
  • (株)香川銀行 取締役会長 遠山誠司 様
  • (株)香川銀行 取締役頭取 下村正治 様
  • 四国放送(株) 代表取締役社長 漆原完次 様

このほかにもたくさんの皆様から祝電をいただいています。ありがとうございました。


■心を込めてつくりあげた施設を披露

開所の集い終了後は、内覧会を開催し、健祥会のノウハウの詰まったエリザベート成城・緑風の施設の様子をご覧いただきました。

エリザベート成城は、全室個室のユニット型特養(12ユニット100名)です。各ユニット、浴室、トイレなどに移乗用リフトを完備し、利用者様にとっても介護職にとっても負担の少ない介護を実践します。また介護記録にはタブレット端末を導入し、効率化と情報の共有化をより強化します。酸性電解水発生装置を施設内各所に設置し、感染症対策にも万全を期しています。
緑風では定員10名10室、在宅での生活が困難な方に食事や日常生活上必要なサービスを提供します。
喫茶コーナーやボランティア室を備えた地域交流室では季節毎の行事を開催し、地域の皆様との交流を図るほか、地域の皆様の「集いの場」「憩いの場」としてもご利用いただけます。

式典にご列席くださった皆様、内覧会にお運びくださった地域の皆様にこころより感謝申し上げます。
施設の設計並びに建設をしていただきました株式会社ライフ建築設計事務所様と村本建設株式会社様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。


■職員に期待を込めて理事長訓辞

内覧会終了後、エリザベート成城と緑風全職員に、介護福祉の10年先、20年先への道標として中村博彦創始者が記した著書「新成長産業としての介護」が贈られ、理事長以下、法人本部各部長から訓辞がありました。

「徳島と東京ではすべてが同じにはいかないだろうが、健祥会グループの核である『心と心』のスピリッツは、同じだ。徳島の介護がどこまで通用するか、最高レベルに挑戦してほしい。どんどん問題提起もして、徳島と東京で刺激し合い、切磋琢磨していってほしい」との中村晃子本部長の訓辞を皮切りに、各部の立場から、東京の職員への期待が語られました。
最後に理事長からは「ここに集ってくれた皆さんは、本当に多様性に充ちた人材だ。属性も志望の動機も介護への考え方もすべてまちまちだろう。だから、最初は思い切り意見をぶつけあい、納得しながら仕事をすすめてほしい。でなければ成長はない。オープニングスタッフである皆さんにとっては今が勝負だ。人並以上に勉強し専門性を高めていけば、いくらでも上をめざせる。徳島と東京の研修交流も考えている。いいところを吸収し合いながらともに成長し、利用者様に選んでいただける施設として地域貢献を果たしていってほしい」と、熱い期待の言葉が贈られました。


特別養護老人ホーム エリザベート成城と都市型軽費老人ホーム 緑風は入所者様を迎え、12月1日にスタートします。
健祥会35年の歴史と専門性とエビデンスに裏打ちされた科学的介護で、日本の介護のモデルとなるような最高品質の介護サービスをつくりあげ、世田谷区のご高齢者が安らぎと喜びにみちた生活を送れますよう、健康と自立をサポートしてまいります。また、地域の安心の核としての役割もしっかりと担ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

■徳島新聞(2014/11/20掲載)

[記事公開日]2014/11/25(火)

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