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山紫水明の日々を願って40年

健祥会グループは1979年、ひとつの特別養護老人ホームからスタートしました。吉野川市川島町の特別養護老人ホーム水明荘。創始者中村博彦の熱い想いのこもったグループのルーツです。「陽光の中で山は紫にかすみ、川は澄みわたって流れる・・・」清らかで美しい自然を形容する言葉である山紫水明のように、心穏やかに満ち足りて暮らせる施設にしたいという思いから命名されました。

本来なら、4月7日に40周年記念行事が行われるはずでしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために延期としました。
40年を経て、施設の数は増えましたが、すべての施設の一つひとつにそれぞれの誕生の歴史があります。どの施設も、たくさんの汗と涙、多くの人の善意に支えられてやっとの思いで誕生し、一生懸命の毎日を刻みながら、雨が大地に滲み入るように地域に根ざしています。
飲水思源(いんすいしげん)・・・井戸の水を飲むとき、掘った人の労苦を思えという中国の格言を忘れず、40年の歴史を思いながら、同じ時代を生きた世界中のすべての人の記憶に刻まれるであろう2020年を、そしてその先の未来をしっかりと歩んでいきたいと思います。
水明荘の前庭では、初代理事長中村輝孝の像が桜の木とともにグループの歴史を見守っています。

[記事公開日]2020/06/02(火)
[最終更新日]2020/06/03(水)

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