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学校と施設の連携をより強く
介護福祉学科・理学療法学科・作業療法学科
「施設実習」立意式


健祥会グループと徳島健祥会福祉専門学校の連携強化の一環として、今年度より、秋の臨床評価実習に先駆けて、グループ内施設での「施設実習」がカリキュラムに加わりました。実習スタートを前に、はじめて現場へ赴く介護福祉学科85名、理学療法学科41名、作業療法学科40名の立意式が行われました。

中村博彦健祥会グループ理事長メッセージ

“いのちの現場に向かう166名の皆さんへ”

徳島健祥会福祉専門学校のいちばんの武器は、学びのための現場があることだ。特養、グループホーム、デイサービスなどの福祉の現場から、老健、デイケア、医院といった医療の現場まで、健祥会グループの多種多様な施設が、皆さん方の学びをサポートしてくれている。
そして本年度、本校と健祥会グループ諸施設のさらなる連携強化により、新しいカリキュラムとして、長期現場実習に先駆けた「施設実習」が実施されることになり、とても嬉しく、頼もしく思っている。
日本では今、時代遅れの制度、既得権を温存する規制の大変革と、抜本的な産業構造改革が行われようとしている。もちろん社会保障分野も聖域ではない。皆さんが人生を描こうとしている医療・介護・保育の分野は、内需を担い雇用を生む「新成長産業」として、また、高齢化するアジアへの輸出産業として、変革のときを迎えている。量の充実とともに、質における競い合いの時代へと大きく進化を遂げようとしており、だからこそ、この分野には皆さんが人生を賭ける価値がある。
努力の差が人生の差だ。自らの職業として、人生の武器として、業を担うための高い専門性を身につけてほしい。労働の流動化・人材採用の国際化がすすむ国境なき時代を生き抜くために、「グローバル力」を豊かに養ってほしい。そして、「礼儀と感謝」で心をつくり、奥深い人間性をつくってくれることを望む。
はじめて現場実習へと向かう大切な立意式に、出席が叶わず、手を取って皆さんを激励できず、残念だ。私も昨年来、病と対峙し、元気なときにはわからなかった医療・介護の大切さを、改めて知ることになった。体験にしくものはなく、学びは現場にこそある。現場を体験することにより、これまで修得してきた知識や技術を確認するとともに、自らの課題や目標を新たに見いだすこともできるだろう。どうか入所者さんと施設の皆さんへの「礼儀と感謝」を忘れず、有意義な実習にしてきてほしい。
「初めに意志ありき、観察眼を養え、問題提起力を持て、そして労を惜しむな」

齋藤史郎学校長挨拶

実習の目的は第一に学校で学んだ知識、技術、コミュニケーション能力を磨くこと。第二は社会経験の一つとして医療・福祉の現状を知ること。はじめての経験であり、失敗や挫折もあるだろうが、それを恥じることはない。どんな偉人も、挫折と苦労を繰り返し、それを糧として努力した結果、成功を収めている。
失敗や挫折を克服するためには好奇心、行動力、そして勇気が必要だ。生まれながらに人間に備わっているこの高次能機能を活用しない手はない。さらに皆さんにはサポーターがたくさんいる。親兄弟、友人、教師、実習先のスーパーバイザーに、いつでも相談することだ。
実習の終了後の評点の差は、実習の目的を理解し、そのための準備をしたか、実習に積極的に臨んだか、こうした姿勢と意欲の差である。評価を素直に受け入れて専門性と人間性の向上に役立てることが大切だ。
皆さんには将来、国内だけでなく、国外にも活躍の場が広がっており、しっかりとした専門能力と積極性が求められる。実習は専門職として成長するための重要な課程であるから、健康に注意し、事故なきよう、積極的に取り組んでほしい。ひとまわり成長して戻ってくるよう期待している。

理事長、学校長の激励を受け、実習生代表が「『初めに意志ありき、観察眼を養え、問題提起力を持て、そして労を惜しむな』この学訓の一言一句を忘れることなく、常に『礼儀と感謝』の心をもって積極的取り組み、実習が実り多いものとなるように精一杯努力してまいります」と決意表明して、立意式を終えました。

6月17日より、166名が2〜3名に別れて健祥会グループの各施設に赴き、はじめての現場を体験します。入所者様、利用者様、どうぞよろしくお願いいたします。

[記事公開日]2013/06/03(月)

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