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健祥会カップ争奪徳島オープンゲートボール選手権
第35回記念大会開催

1982年に徳島県中央広域ゲートボール大会として始まった本大会。健祥会カップ争奪徳島オープンゲートボール選手権大会へと名称変更を経ながら、健祥会の歴史とともに歩み、今年、第35回記念大会を迎えました。四国四県と兵庫県から、合計72チーム・420名もの皆様がご参集くださり、晴天のもと、緑の美しい阿波市土成町緑の丘スポーツ公園で開催されました。


大会長・健祥会グループ理事長
中村太一 挨拶

先の熊本地震の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、義援金活動へのご協力に感謝申し上げます。
かつて日本社会を支えていた地域のつながりは高度成長期以来どんどん希薄になってきましたが、大きな災害が起こるたびに、その重要性を思い知らされます。健康づくりだけでなく、地域の絆づくりにも大きな役割を果たすゲートボールをますます普及させていきたいものです。
1981年、川島、市場、鴨島、土成、吉野、山川、6町による中央広域デイサービス組合を設立し、紆余曲折の末、西日本初のデイサービスがようやく開所にこぎ着けました。その開所1周年を記念して、本大会は1982年にスタートしました。当時は近隣10町村から24チーム・200名ほどの規模でした。小学生であった私も、第一回大会から参加しており、35年という歴史には感慨深いものがあります。


徳島のゲートボール界では、昨年、全国大会で水明荘チームが優勝(全国社会人ゲートボール大会)、小松島チームが準優勝(文部科学大臣杯全日本ゲートボール選手権大会)を果たしています。どうかこの勢いで今年も全国の舞台で頑張っていただきたいものです。
お忙しい中駆けつけてくださった地元阿波市の野崎市長、ご参集くださった72チームの選手の皆様、労を執ってくださる審判員の皆様に感謝を申し上げ、ご挨拶といたします。頑張ってください。


ゲートボールで健康寿命の延伸を
野崎國勝阿波市長 祝辞

皆さん、阿波市へようこそお越し下さいました。今、被災地では不自由な生活や運動不足などによりひき起こされる生活不活発病(廃用症候群)やエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)が、高齢者の皆さんにとって大きなリスクとなっています。
ここにお集まりの皆様は、ゲートボールを通して、しっかり運動して健やかさを保持し、健康寿命の延伸を図っていって下さい。

「趣味や特技を磨き教養を深め、心豊かな文化のまちをつくります」阿波市の5つの市民憲章の中のひとつです。どうかゲートボールというすばらしい特技を存分に楽しむ1日としてくださることを祈念し、ご挨拶といたします。


記念のゼッケンをつけて
本部長中村晃子も大会初参加

35回大会を記念して作られたゼッケンを各チームにお配りし、新たな気持ちで大会に臨んでいただきました。健祥会からも5チームが参加し、リーグ戦がスタート。初夏の風の吹きわたるグラウンド、どのコートからも快音が響いてきます。理事長中村太一が主将を務める健祥会トゥモローチームには、本部長中村晃子も参加。新入職員としてスティックを握って以来、久しぶりのゲートボール、しかも初参加にもかかわらず、見事5点獲得し、素敵な笑顔を見せてくれました。


汗ばむほどの陽気の中、午前の予選リーグ戦、午後からの決勝トーナメント戦へとすすみ、以下の結果となりました。恒例の「高齢青年チーム賞」は、平均年齢83.3歳の八本松チーム(吉野川市)に贈られました。また、小松島Cチームには、中学生ひとり、小学生ふたりが参加。小松島市では小学校でのゲートボール講習も行われているとのことで、これに倣って、若い世代への普及にも力を入れていきたいものです。

入賞チームの皆様おめでとうございます。選手の皆様も審判員の方々もお疲れさまでした。ご参加・ご協力に心よりお礼申し上げます。元気づくりと地域のつながりづくりのために、健祥会はこれからもゲートボールの魅力を発信し続けてまいります。


結果発表

優勝 小松島A
準優勝 友愛
第3位 小松島C
大林第二
優秀チーム賞
論田 フレンド
将軍 秋水
星友 水明荘A
新野 綾川体協
那賀川 井関
フレンズ 勝山
徳島川内 フレンドリー阿川
最優秀選手賞 小松島A 武田真己 選手
最優秀主将賞 小松島A 米山知宏 選手
敢闘賞 友愛 蔭藤福枝 選手

フォトギャラリー

[記事公開日]2016/05/21(土)

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