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好評の「むくの木学園」
春の第2弾開催


桜の季節もゆき、木々が新しい芽吹きを始めた新年度初の土曜日。むくの木クリニックでイベント「春のむくの木学園」が開催されました。
昨年11月、糖尿病予防デイに合わせて「むくの木学園」として初開催し、利用者様たちに好評をいただき、再びの開催となったものです。

11月14日は世界糖尿病デイ むくの木クリニックで啓蒙講座開催

三浦副院長と管理栄養士による糖尿病ミニレクチャー、「雅椋木弦楽団」のミニライブ、理学療法士による「むくの木リラックス体操」、散歩というメニューに加え、春バージョンでは、隣接するTomorrow gardenの日本庭園に野点の席を設けて、お茶会も催されました。


特別養護老人ホーム笑顔、グループホーム元気、ケアハウス健祥会ひまわり、ケアハウス健祥会リバティの利用者様も職員に伴われて訪れ、三浦副院長の母上をはじめとする皆様のお点前をいただきました。緋毛氈に畳椅子、野点傘に歌花筒も添えられ、風情たっぷり野点の会。春風の中、おいしい一服に皆さんのお顔もやさしくほころびました。

糖尿病食は誰にとっても「健康食」

三浦副院長の講座では、BC1500年のエジプトのパピルスに多量の尿を出す病として糖尿病が記述されているというトリビアに始まり、糖尿病対策についての基本をわかりやすくレクチャーいただきました。治療や予防で一番大事なのは、食事であり、糖尿病食とは特別なものではなく、健康食であるということ。つまり、自らの食生活をチェックし、適切なエネルギー摂取量の範囲で、栄養バランスのよい食事をきちんと1日3回とることだと教わりました。また、摂取カロリーの求め方、主食・主菜・副菜などの適量についてもお話があり、三浦先生のあとを受けた管理栄養士の講座で、さらに詳しく食事についてのアドバイスをいただきました。
すべては健やかな身体のための大切な基本であり、血糖値が気になる人はもちろん、そうでない人も今日から実行したい内容に、熱心に耳を傾けました。

こころもからだもリラックスして

講座の次は、「雅椋木弦楽団」のすてきな演奏でこころ和ませ、さらに、理学療法士とともに体操でからだをすっきりリラックスさせました。最後のメニューは散歩。春の気配いっぱいの国府町の田園風景の中、2Kmの道のりを30分ほどかけて歩き、ゆったり程よい運動ができました。



利用者様、地域の皆様に向けて、折々に「むくの木学園」をお届けしてまいりますので、どうぞ奮ってご参加の上、毎日の暮らしにお役立てください。

[記事公開日]2018/04/09(月)
[最終更新日]2021/09/09(木)

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