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嬉しい決定!深刻化する介護人材(量・質)不足に突破口! インドネシア人も、フィリピン人も、 そして次にやってくるベトナム人も。 EPA介護福祉士候補者、現場の人員として認められる!!

インドネシア介護福祉士候補者 介護風景

インドネシア、フィリピンの介護福祉士候補者たちは、母国で看護師の資格を持ち、コミュニケーション能力にもすぐれ、意欲を持って介護現場で頑張っています。にもかかわらず、介護報酬上の人員配置基準に算定されていませんでした。このことは日本の事業者の受け入れ意欲を阻害するとともに、彼らのモチベーションを大きくくじくものでした。

この制度の矛盾、不平等を強く訴え続けてきた健祥会グループ中村博彦理事長(参議院議員、全国老人福祉施設協議会常任顧問)をはじめ、国会議員の先生方、介護議員連盟、全国老施協の奮闘の甲斐あって、このほど、「EPA介護福祉士候補者の配置基準上の取り扱いの見直し」が行われ、やっと候補者たちが私たちと同じ1人の現場の人員として認められることになりました。


EPA介護福祉士候補者の配置基準上の取り扱いの見直しについて

1.受け入れ施設での就労開始日から6ヶ月を経過した候補者
2.または日本語能力試験N2以上を保有している候補者について、
職員の基本の配置基準の算定対象に加えることとする。
基本の配置基準とは・・・
1)特別養護老人ホームや介護老人保健施設では、
職員:利用者=1:3の配置基準
2)夜勤における基本の配置基準


次にやってくるベトナムからの候補者も同じ扱いになります。
目前に迫った国家試験に向け頑張っているEPA2期生たちにも、この制度改善のニュースは大きな励みになることでしょう。
ご尽力くださった皆様に感謝申し上げます。


[記事公開日]2013/01/28(月)

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