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新しい年、それぞれが主人公となって
私はつくる「生きる嬉しさ」を〜健祥会グループ新年拝賀式〜

穏やかな晴天に恵まれた2013年元旦。各施設では晴れ着姿の職員が、長寿を願って入所者・入居者様にお屠蘇を差し上げ、新年を寿ぎました。

川島本部に隣接する健祥会インディペンデント吉野川に各地から職員が集い、新年拝賀式・互礼会が執り行われました。厳かな神事の後、平成25年度訓が発表され、社会保障制度改革、社会福祉法人改革に向き合いながら、アジアへのグローバル戦略を進めるために、職員一同、自らが主人公となって挑戦していくことを新しい年に誓いました。


中村博彦健祥会グループ理事長年頭訓辞

「舞踏会」をいつにもましてしみじみと聴かせていただいた。阿久悠さんに作詞していただいた健祥会の歌「舞踏会」の“人よ友よありがとう いつもそばにいてくれて 愛よ夢よありがとう こころにあふれて”という、この歌詞の素晴らしさが、昨年身体的挫折を味わって、今さらながらに心に沁みた。入所者・利用者の皆さん、弱い立場に置かれた人々には、ぬくもりや人としてのやさしさがより必要である。だから、25年訓には「生きる嬉しさ」を掲げた。「生きる嬉しさ」をつくってさしあげるのだ。つくるのは「私」だ。皆さん一人ひとりが責任を持って、つくるということだ。

職員から理事長への手紙の中に、多くの提言をいただき、人が羨む介護現場になり得ていないことに痛みを感じながら読ませていただいた。「きつい」「汚い」「危険」の3Kといわれている介護現場がさらに「給与が低い」「休日がとれない」の5Kになっている。これを克服していくために交代勤務職員の休日を年間12日増やし、96日とすることに決めた。目標は3ケタだ。しかし、それを実践実行できるのは、人材がきてくれてこそである。皆さんがしんどいきついとマイナスばかりを言っていては人が集まるはずがない。大変だけれど喜びがある、苦しみに中にもチームケアの素晴らしさがあることを知ってもらってこそ、仲間を増やせる。
コミュニケーションの輪をどんどん広げ、人脈をつくってほしい。旧友とも連絡をとりあい、フィールドを広くすることに努力してほしい。そして介護の素晴らしさを発信してほしい。

また、生活を広げ、知恵を広げて、実学を修めてほしい。生活習慣に基づく経験や教えをよく身に付け、そして現場を大切にしてほしい。現場を見ることで、何が必要なのか、その必要性を実感できる。施設長も常に現場へ赴くべき。現場を見ることで始めて、実践目標、経営目標が構築できるのだ。
科学的介護は、私たちみんなのケア力、施設の総合力で実践していこう。

今朝の日経新聞を見てほしい。2050年、アジアのGDPは8倍に膨らみ、世界の5割になる。中間層が沸き起こり、23億人になり、消費総額でアメリカを上回る。だから、アジアなんだ。アジアを友に、アジアとひとつに。これはEPAによる共同介護だけではない。10年もすればアジアは日本を超える。気がつけば中国に抜かれていたように、インドネシアやブラジルに抜かれて、日本は世界の8位9位になる。
シンガポールの投資家ジム・ロジャーズ氏は「日本の最大の問題は人口減少であり、3つの選択肢がある。少子化をなんとかして子供を増やすこと。または外国人の 移民を受け入れること。あるいはこのまま人口を減らすこと。そのときには日本経済は大変なことになり、国民は生活水準を落とすしかないだろう」と言っている。
安倍首相が手を打とうと改革を始めようとしているが、既得権益を守ろうとする国民がどれほど阻んでくるだろうか。後藤田正純衆議院議員が内部留保の件で特養を叩いているが、これは社会福祉法人の会計への無理解にほかならない。しかし、社会福祉法人の大半は、「溜め込み型」であり、利益を地域貢献や減免として地域に還元できていない。また大半は科学的介護への「非挑戦型」である。非課税法人であれば、「溜め込み型」も「非挑戦型」も許されるのもでない。

毎年、新年には正念場であると話しているが、今年もまさに正念場だ。3月1日には健祥会エンリケが大阪市にオープンする。東京世田谷の準備も本格化する。そんな年である。どうか皆さんには、凛として進化してほしい。伸びてほしい。多くの友人を健祥会の助っ人に迎え、5Kをともに克服していこう。そして、徳島の活性化の牽引役になっていこう!

25年訓

互礼会では、施設の厨房が腕をふるったお正月料理「黒豆」と「数の子」のコンテストが行われ、「黒豆」「数の子」ともに三重丸の緑風会ルネッサンス、「黒豆」三重丸の健祥会ピーター・鳩の家・健祥会エジンバラが表彰を受けました。7人の

[記事公開日]2013/01/05(土)

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