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フィリピン人就労生・就学生とともに
Merry Christmas!

家族の元を離れて頑張っているフィリピンからの介護福祉士候補者(就学生16人、就労生5人)のために、徳島健祥会福祉専門学校で、一足早いクリスマスパーティが開かれました。


中村博彦健祥会グループ理事長の「日本とフィリピンの間には国境はありません。手を携えて介護をつくりましょう、ともにアジアの高齢化を支えていきましょう」との挨拶に続き、斎藤校長の「世界で20億人の人々の祝うクリスマスを、今宵、フィリピンの皆さんとともに楽しみましょう」との言葉でパーティは幕を開けました。

聖歌隊の「Good Bless You」がオープニングを飾り、会場はいっきにクリスマスモード。「Silent Night」「Jingle Bell」「Mery’s boy child」など、クリスマスキャロルが披露され、ハンドベルや生ギターも華を添えました。121212 テーブルには、エンブティード(フィリピン風ミートローフ)、レチョン・カワリ(豚バラ肉の揚げ巻き)、ギナタアン イスダ(鯖のココナッツミルク煮)、フルーツとナタデココのサラダ、レチェ・フラン(フィリピン風カスタードプリン)など、フィリピンのクリスマスメニューが並びました。フィリピン人たちの陽気な笑顔に誘われて、日本人のパフォーマンスも続き、和やかで楽しいパーティになりました。フィナーレに、就学生代表クリストファー・リベラと就労生代表・緑風会チロルのエミリー・タペニット(特別養護老人ホーム緑風会チロル)から、胸にじんとくるようなお礼の挨拶が述べられました。


クリストファー・リベラ

「ふるさとを離れて2年、私たちはクリスマスがくると家族を思い出します。淋しいけれど、日本で頑張ることが親孝行なのだと信じています。家族もそれを理解してくれています。勉強やアルバイトの毎日は大変ですが、今このときのこの経験は人生の宝物だと思います。 今年の漢字には「絆」が選ばれました。家族との絆、仲間との絆、いろんな絆がありますが、私たちは日本で介護福祉士となり、アジアの絆の証になります。 今日はクリスマス会をありがとうございます。私たちは健祥会のさらなる20年に貢献させていただくことをお約束し、本日のお礼の言葉といたします。 ありがとうございました」


エミリー・タペニット

「施設では仕事中にも勉強時間をとっていただき、忙しい中、いろいろ指導していただき、本当に感謝しています。支えてくださる皆さんのおかげで、2年間頑張ってこられました。再来年は国家試験めざして、一生懸命頑張ります」


「アジアはひとつ」という中村理事長の思いが芽を吹き、枝葉を伸ばし、すばらしい人材が育っていることを参加者みんなが嬉しく感じたクリスマスパーティでした。

[記事公開日]2011/12/23(金)

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