認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをめざして、「認知症サポーター」を養成する「認知症サポーターキャラバン」事業（厚生労働省）が全国で実施されています。「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者のこと。2014年3月31日時点で、全国で498万人の方が、「認知症サポーター養成講座」を受講し、「認知症サポーター」となっています。しかし残念なことに徳島県ではサポーター数が全国最下位(1万7千人)と、事業の伸展が低迷していることから、県に申し出て、健祥会グループの地域活動の一環として各地域で講座を実施することになりました。

「健祥会グループ 認知症サポーター養成講座」は6月28日（土）美馬市脇町の特別養護老人ホーム健祥会家康を皮切りに、7月12日（土）吉野川市鴨島町のケアハウス健祥会プロバンスまで、8会場で開講しています。施設を通じて地域にお声かけしていますが、受講を希望してくださる方が多く、認知症への関心の高さがうかがえます。これまで6会場で行われ、842人のサポーターが誕生しました。
受講者には修了証として、ブレスレット（オレンジリング）が贈られます。この「オレンジリング」が連繋の「印」になるような地域づくりをめざします。また、健祥会グループではこの養成講座に限らず、様々な場面で地域に語りかけ、認知症への理解を深めていただけるよう努めてまいります。

各地域の皆様、熱心なご受講ありがとうございます。

今後の開催予定