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県立池田高校へ出前しました!
認知症サポーター養成講座

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軽度の人を含めると65歳以上の高齢者の25%が認知症またはその前段階といわれる今、誰にとっても認知症はもはや他人事ではありません。これからの社会を担う若い世代にも、ぜひ無関心から一歩踏み出し「自分たちの問題である」という認識を持ってもらうために、健祥会グループでは、各地で実施している認知症サポーター養成講座を学校教育の場にも広げています。


11月9日には、美馬市の穴吹高校で出前講座を開催。生徒さんにも協力いただき寸劇で認知症への理解を呼びかけました。(→「認知症の理解深める」│徳島新聞掲載記事)


続いて、県立池田高校のご賛同を得て、同校での認知症サポーター養成講座の開催が決定。12月11日、特別養護老人ホーム健祥会たんぽぽ、老人保健施設健祥会シェーンブルン、ケアハウスマリア・テレジア、特別養護老人ホームひかりなどで構成するウエストⅡステージの職員が、同校櫻陵会館多目的ホールにおいて、福祉医療系への進学を希望する生徒と教員27名の皆さんに、講義をさせていただきました。

第一部では、テキストやDVDを使って知識を深めるとともに、「認知症クイズ」などのグループワークも織り交ぜて、認知症の人への接し方、支援の仕方について学びました。
さらに二部では、これから自分の進路決定に向き合っていく生徒たちに、職場としての福祉施設、職業としての福祉職の魅力を知ってもらおうと、作業療法士と介護福祉士が体験談を披露。利用者様の笑顔や家族のありがとうが喜びであること、人と関わることで自分も成長できる職場であること、初めは人のために役に立ちたい、人に喜んでほしいという気持ちさえあればいいということなどを語り、「皆さんの中から福祉に興味を持って一緒に頑張ってくれる人が現われることを願っています」と結びました。


最後に、受講証であるオレンジリングを渡し、講座終了。生徒たちは実際の仕事内容や施設の様子を聞き、認知症にも、高齢者施設についても理解を深めてくれたようです。池田高校の皆さん、ありがとうございました。今後も定期的に実施できればと考えます。

[記事公開日]2015/12/16(水)

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