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91名の新入職員が仲間入り 平成26年度健祥会グループ辞令交付式

グループ4法人に91名の新入職員を迎え、平成26年度健祥会グループ辞令交付式が挙行されました。中村太一健祥会グループ理事長から、一人ひとりに激励の言葉を添えて、辞令書が手渡され、以下の訓辞がありました。


中村太一健祥会グループ理事長訓辞

91名の新入職員を仲間として迎えることを嬉しく思います。辞令を受け取る皆さんと同じように、手渡す私も、その責任、重圧を感じ、少し緊張しています。ご承知のことと思いますが、昨年7月31日、健祥会グループ創始者であり、参議院議員も努めた中村博彦前理事長が急逝しました。全施設、全職員が一丸となって危機を乗り越え、迎えることのできた26年度を、新しい健祥会づくりの正念場と位置付けています。

新しい健祥会づくりの中身は、平成26年訓に示しました。一番目に、既成概念にとらわれることなく、利用者に問い、自らに問い、利用者ニーズを新しい発想で捉えなおして新しいサービスをつくっていくこと。二番目に、給与がよくない、離職率が高いという介護福祉・保育のイメージを、全国最大規模の法人として他に先駆けて変えることにより、職員のやる気に応えていくこと。そして三番目として、よりいっそう地域に根付き、喜ばれる施設であるよう、地域活動に努めること。皆さんの成長がグループの成長とイコールになるように、皆さんとともに、我々も努力してゆきます。

創始者は人と人との出会いをとても大切にしていました。「福祉は人 人は心」の会是にあるとおり、福祉は人がすべてです。新しい健祥会のスタートにあたって、すべての人の「明日を想う」という意味を込めたコーポレートメッセージと、人と人の交わりでできた「明日の木」のロゴマークを定めました。そして、26年訓に示した、利用者に喜ばれる施設づくり、集いたいと思ってもらえる職場づくり、健祥会の施設があってよかったと思ってもらえる地域づくりを理想として描いたイラストが「ハートランド」です。健祥会の施設がふつうに街に溶け込んでいる、そんなハートランドめざして、今年度が礎の年なのです。皆さんにもこの理想、夢、目標を共有してほしいと思います。今年、池田町、徳島市国府町、北島町、そしていよいよ東京に新施設がオープンします。皆さん方一人ひとりが勝負の年の戦力となって活躍してくださることを期待します。

何事に対しても常にこれでいいのかと問いかけ、豊かな発想とやわらかな視点を持ち、頭をフルに回転させて業務に向き合い、健祥会を担う人材に育ってくれることを願っています。皆さんを迎えることができて本当に嬉しく思います。そしてありがとう。ともに頑張りましょう。


理事長の訓辞を受け、新入職員から「少子高齢人口減少社会の成長産業の担い手として、利用者様と地域のために進化する自分をつくります。健祥会の一員としての誇りと自覚を持って、帰属心を育み、戦略への共通理解を図ります。常に時代を拓いてきた健祥会の歴史に学び、礼儀と感謝を忘れず、自己研鑽に努め、常に高みをめざします」と決意が語られ、健祥会グループの新年度が幕を開けました。

[記事公開日]2014/04/04(金)

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