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介護の日に刻む、福祉人としての第一歩
令和6年度職員採用内定式


介護の日の11月11日、健祥会グループでは「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」のこの日を内定式の日としています。
今年度も、ケアワーカー、総合職、事務・経理、保育教諭など、グループの未来をともに担う新しい仲間28名を迎え、式典が挙行されました。
「舞踏会-健祥会のうた-」の斉唱に続き、健祥会グループ常務理事中村晃子から内定者へ内定証書が授与され、歓迎の挨拶がありました。

健祥会グループ常務理事中村晃子 挨拶


皆さん内定おめでとうございます。数ある企業の中から健祥会グループを選び、来春から私たちの仲間となる皆さんを心より歓迎いたします。
皆さんが選んだ「福祉の仕事」は社会においてとても重要な役割を担っています。介護分野では、日本人の3人に1人は65歳以上という超高齢社会となり、20年前と比べ、高齢者の数は約1.6倍、介護サービスを利用する人は約3.3倍にも増加しています。また教育保育分野においては、 女性就業率の高まりによりサービスの需要はどんどん拡大しています。
介護と教育保育、どちらも社会にとってなくてはならない職業、いわゆる「エッセンシャルワーク」です。皆さんは、社会を支える仕事を選んだということを誇りに思ってください。
当グループは、「福祉は人 人は心」という会是のもと、今年創立43年を迎えました。今、原点である「こころ」と「digital」をキーワードに、全施設でICT化を図り、ロボットとの協働をすすめています。大切なのは、デジタルを上手に使いこなして、エビデンスに基づいた科学的な視点で福祉の世界をつくっていくこと。それが担える人財に育ってほしいと思います。
「digital」がいくら進化しようとも、「こころ」は、AIがとって代わることのできない、人が人にしかできない大切な部分です。「digital」をしっかり活用しながら、私たちの支援とケアを必要としてくださる多くの人々のもとへ、これからの未来を担う子どもたちのもとへ、皆さんの手のぬくもり、心のぬくもりを届けてください。
現在の福祉は、決して完成形ではありません。「こころ」と「digital」の融合で、利用者様にとっても私たちにとっても、やさしくて安心の未来をつくってまいりましょう。

皆さんには、これから入職するまでの約5カ月の間、心がけてほしいことが3つあります。

1. 知的好奇心のアンテナを張り巡らせ、興味関心の対象をほんの少し拡げ、広く社会を知ろうとする努力をしてください。
2. 挑戦してみたいこと、 頑張りたいことを積極的に探し、行動範囲を広げて多くの経験を積んでください。
3. 優しさ力、人の心を読む力、共感する力、観察力や洞察力、コミュニケーション力、困難に立ち向かう力など、様々な人間力を磨いて、自分自身を一層輝かせてください。

この3つを忘れずに実践していただき、4月にはさらに魅力的になった皆さんに会えることを楽しみにしています。


常務理事の言葉を受け、内定者の代表が「まだまだ未熟な私たちではありますが、介護への想いでは誰にも負けません。この想いをまっすぐに注ぎ、グループの発展に寄与できる人財をめざして精進していくことを、ここに誓います」と宣誓しました。

来春迎える予定の28名。彼らの若い力に期待し、地域社会の安心のために、ともに時代の困難に立ち向かい、未来を拓いてまいります。

[記事公開日]2023/11/13(月)

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