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輝く瞳の30名を仲間に迎えて〜令和4年度入職式


令和4年度、健祥会グループに30名の新入職員を迎えました。コロナウイルス感染症第6波がいくぶん下火になっているとはいえ、気を緩めることなく感染対策を徹底し、入職式を挙行。29名は健祥会グループ本部の健祥会トゥモローホールで、1名は京都からのリモート参加で行いました。入職者本人にとってもグループにとっても大事な節目の行事に、誰もが清々しい気持ちで臨みました。
式典では、30名の新入職員の名前が読み上げられ、理事長中村太一より、社会保障制度の未来を見据え、社会福祉法人としてのあるべき姿を提唱した、創始者中村博彦の最後の著書「新成長産業としての介護」が記念品として贈られ、以下の訓辞がありました。

今の気持ちを持ち続けながら、
競い合い高め合い、果敢なチャレンジを!

健祥会グループ理事長中村太一訓辞(抜粋・要約)


withコロナの続く中、ますます必要とされる医療・介護・教育保育の仕事を選び、多くの法人・企業の中から健祥会グループを選んでくださったことに感謝します。社会を支える仕事を選んだ皆さん自身の選択を誇りに思ってください。
グループの中の社会福祉法人健祥会と緑風会は全国2万余の社会福祉法人の中で300ほどしかない特定社会福祉法人として、社会への大きな責任を負っており、企業でいえば一部上場を果たしたようなステータスです。
しかし、規模や評価に甘んじることなく、40年前、四国で初めてデイサービス事業をスタートさせて以来、常に時代に先駆けてきたように、進化と挑戦を続けたいと思います。そして現在、来年度に向けた改革の方向性を模索しているところでもあります。
進化と挑戦と改革には、新しい感覚と発想が必要です。皆さん方には、固定概念を打ち砕き、組織に新しい風を送り込むんだという心構えで臨んでくださることを切に希望します。
私たちは、「どこにも負けない施設サービスづくり」「どこにも負けない職環境づくり」「どこよりも積極的な地域貢献活動」この3つを行動指針として掲げています。
また、私たちの仕事は「人のためにする、人にしかできない仕事」です。グループの会是「福祉は人 人は心」を体現してこそ成り立つ仕事であり、令和4年訓には「原点回帰」を掲げています。「礼儀と感謝」の心を忘れていないか、気持ちの良い挨拶ができているか、掃除がきちんとできているか、そして家族の心でお世話できているか。そんな当たり前を365日、自らに問うてください。どうか今の気持ちを忘れずに、いつも自分の心に問うてください。
コロナ禍によりエッセンシャルワーカーの仕事の意義が評価され、報道でも多く取り上げられるようになりました。その分、私たちに注がれる世間の目は厳しくなります。選んでいただける施設であるために、安心安全・高品質のサービスを実現して当然、さらにその先に、より信頼していただける施設づくりをすすめなければなりません。
私たちにはキーワードがあります。共に創る「共創」と競い合う「競争」、前に進む「進化」と深まる「深化」です。職員同士、施設同士、ステージ同士が競い合い、高め合いながら、目の前の「いのち」に向き合い、新しい自分・新しい施設・新しいグループの姿を描き、ともによりよい健祥会グループを創っていきましょう。輝く瞳の皆さん方に心から期待します。

新入職員決意表明(抜粋)

今ここに、社会に必要とされるエッセンシャルワーカーとしての第一歩を踏み出すことに、期待と身の引き締まる思いでいっぱいです。
コロナを契機にデジタルトランスフォーメーションがさらに大きく進展しようとしていますが、どんなに時代が変わろうと、私たちの仕事は人にしかできない尊い仕事であり、そのことを本当に誇らしく思います。
今の気持ちを私たちの原点とし、健祥会グループの原点の心に重ねながら、「忘れてはいないか」と、日々、自分の心に問いかけます。そして、それぞれの専門性を活かし、高め、豊かな想像力と広い視野を養い、利用者様のニーズに寄り添える職員になりたいと思います。

コロナ禍の中で、健祥会グループも一つの転機を迎えています。令和4年、私たちの存在意義を問い直しながら、新しい組織づくりに向かって、若い仲間とともに邁進してまいります。

[記事公開日]2022/04/04(月)

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