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介護ロボット・情報端末の活用

ロボットの活用や情報化でめざす!
利用者様にもっと優しい介護と働きやすい介護現場

なぜロボットなの?

団塊の世代(1947~49年生まれ)が75歳を迎える2025年。現在1,748万人の75歳以上人口は、その頃には約2,200万人。全人口の「4人に1人が75歳以上」という超高齢社会となり、介護業界は、「介護需要のさらなる増加」とそれに伴う「慢性的な介護職員不足」に向き合うことになります。そんな明日を支えるために、健祥会グループの介護現場でも情報技術の活用やロボットの導入がすすめられています。
一括りに「ロボット」と言っても、その役割は様々です。健祥会グループの介護現場では、介護の質のアップと介護職員の負担軽減ために多種多様なロボットや情報端末を導入しています。どんなロボットがどの施設でどのように使われているのか、ご紹介します。

利用者様のQOL改善のために

コミュニケーションロボット パルロ

パルロとコミュニケーションをとりながら過ごす毎日が、施設利用者様・スタッフにとっても明るく楽しい介護予防を支援します。

導入時期 2017年12月~
導入台数 2
導入施設
全高 約40cm
重量 約1.8kg(バッテリーパック搭載時)
搭載センサー 3軸加速度センサー×1・3軸ジャイロセンサー×1・超音波センサー×1・圧力センサー×8・タッチセンサー×3・音声認識用マイク×1・方向認識用マイク×3・カメラ
CPU Freescale i.MX6 Quad ARM Cortex A9(4 x 1.0GHz)
メモリー 1GB DDR SDRAM
無線LAN IEEE802.11b/g/n 対応
最大:150Mbps
パッテリー リチウムイオンパッテリー 5700mAh
充電時間 約5時間

職員の負担軽減

ロボヘルパー SASUKE

ベッド⇔車椅子等の移乗をアシストする移乗介助機器です。優しく抱きかかえるようにスリングシートごとベッドから持ち上げます。

ロボヘルパーSASUKE (写真提供:緑風荘)

ベッドから車いす、車いすからベッドへの移乗用ロボットです。
ゆったりとした姿勢で優しく移乗できます。
導入時期 2017年12月~
導入台数 1
導入施設
昇降速度 最大20mm/秒
動力源 バッテリー
一回の充電で利用できる回数 100回以上
充電時間 2時間

マッスルスーツ

マッスルスーツは、空気圧式の人工筋肉が強い力で収縮し、これが身体を動かす原動力となり、人や物を持ち上げる際の腰や膝の負担を大幅に軽減するものです。

導入時期 2017年2月~
導入台数 10-
導入施設

※は別モデル

製品名称 マッスルスーツ Power
サイズ S-Mサイズ M-Lサイズ
適用身長(推奨) 150cm~165cm 160cm~185cm
本体寸法 高さ810㎜ x 幅450㎜ x 奥行200㎜ 高さ900㎜ x 幅500㎜ x 奥行220㎜
本体重量 6.6㎏
駆動源 圧縮空気
アクチュエータ Mckibben型人工筋肉 4本
圧縮空気供給 0.8Mpa / 手動式空気入れ
アシスト力 最大35.7kgf(140N・m)
アシスト部位
使用環境温度 5℃~35℃
インタフェース 呼気スイッチ
サウンドレベル 70dBA 未満

見守り支援

眠りスキャン

ベッド上の入居者様の状態をリアルタイムでモニタリングする見守り支援システムです。ベッドのマットレスの下に敷くだけで、体動などの微弱な振動を捉えて、睡眠、覚醒、呼吸数のほか、起き上がり、離床などの情報がスタッフルームのパソコンのモニターや携帯端末にリアルタイムで表示され、スタッフは入居者様それぞれの状態を把握することができます。

導入時期 2017年12月~
導入台数 50+
導入施設 他、特別養護老人ホームやグループホームで導入

健祥会グループでは科学技術の進歩をしっかり現場に取り込み、介護に関わるすべての人が幸せになれるような明日をめざしてまいります。