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ドイツ・ニーダーザクセン州からの訪問団
健祥会ハイジでマッスルスーツ体験!

徳島県との友好交流提携10周年を記念して来県している、ドイツ・ニーダーザクセン州からの公式訪問団が、特別養護老人ホーム健祥会ハイジを訪れました。

 

一行は、ヴァイル首相、オネー国務長官、鳴門市の姉妹都市であるリューネブルグ市メドケ市長のほか、州議員、企業や大学関係者など35名。介護現場でのマッスルスーツの使用状況に興味を示され、忙しい日程の中に組み込まれたものです。

「ハノーバーの国際産業技術見本市で見た最先端の日本のマッスルスーツが、なぜここにあるのか」との質問に、介護職の負担軽減のために設けられた国の補助金により導入したことをまずご説明し、マッスルスーツを身につけて、ベッドから車椅子への移乗介助する様子をご覧いただきました。

 

マッスルスーツは、空気圧式の人工筋肉が強い力で収縮し、これが身体を動かす原動力となり、人や物を持ち上げる際の腰や膝の負担を大幅に軽減するものです。首相らも自ら実際に装着して、立ったり中腰になったり、お互いに介助しあったりし、その効果に感心なさった様子でした。

 

首相が、「マッスルスーツはシンプルで効果的ですばらしい。高齢化するドイツでも広く使われるようになるだろう」と感想を述べられるとともに、一行からは、施設の概要、運営費や利用者負担、またドイツでも増えている認知症についての施設での方針など、熱心な質問が相次ぎました。施設入所者は要介護度の高い方が多く、その6〜7割は認知症であること、身体拘束なしで、尊厳を守り、その方本位の生活を守り、笑顔の暮らしをめざしていること、費用は公費と保険料、利用者負担で賄われていることなどを施設長からご説明しました。

社会福祉法人健祥会は、1997年にドイツ・マンハイム市と連携協定を結ぶとともに、健祥会バーデン、健祥会バイエルンなど、ドイツの都市の名前を施設名称にさせていただいています。また、徳島健祥会福祉専門学校の海外研修旅行でも例年ドイツを訪れるなど、長年交流を育んできました。いま、介護保険制度のお手本となったドイツの皆さんから視察いただけるとは大変光栄な思いで、次の施設地へ向かう一行を見送りました。

 

訪問団は、ドイツ村公園を訪れてドイツ兵慰霊碑に献花したり、ドイツ館を視察の後、坂東俘虜収容所関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界の記憶遺産登録への徳島県との共同申請に関する協定書に調印する予定とのことです。「世界の記憶」への登録申請が順調に受理されますように!ご訪問ありがとうございました。

[記事公開日]2017/05/27(土)

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