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健祥会カップ争奪東四国国体記念
第24回四国オープンゲートボール選手権大会開催!

36年前に会技とし、以来ゲートボールと二人三脚で地域とのご縁を紡いできた健祥会グループにとって、主催する二つのゲートボール大会は、とても大切な年中行事です。
そのひとつ、健祥会カップ争奪東四国国体記念四国オープンゲートボール選手権大会の第24回大会が、高松市ホタルと文化の里運動場において開催されました。ご参加くださったのは、最年少22歳から最高齢91歳まで、47チーム261名の熱心なゲートボーラーの皆様。お忙しい中、駆けつけてくださった地元香川県の参議院議員 木村義雄先生の激励を受け、勝利をめざして技とチームワークを競いました。
健祥会グループからは、健祥会トゥモロー、水明荘A、水明荘B、水明荘C、緑風会、健祥会みまの6チームが参加しました。

試合に先立って、高齢者の皆さんがいつまでも健康で意欲を持って社会に関わり続けることを願って最高齢のチームを顕彰する「高齢青年チーム賞」が、香川県の山茶花チームに贈られました。平均年齢86歳の山茶花チーム、昨年に続いての受賞です。


大会長・健祥会グループ理事長中村太一挨拶

先月、健祥会グループでは全国40か所で合同敬老会を開催しました。施設利用者様、在宅の利用者様、そして地域の老人会などの皆様、みんな揃ってお祝いするという意味での合同敬老会です。施設で開催するだけでなく、こちらから地域に出向いて開かせていただいている地域もあります。私も毎年何カ所かまわらせていただくのですが、かつてゲートボールでご一緒させていただいた懐かしいお顔と再会することがあります。さきほどの「高齢青年チーム賞」の皆様と同じく、どなたも若くお元気なのに驚かされます。ゲートボールが、長寿国日本の重要課題である「健康で長生き」に大きな役割を果たしているということを実感する瞬間です。
ゲートボールはこころとからだを元気にします。作戦を練ることで脳も鍛えてくれます。三拍子そろった素晴らしいスポーツであることを広くPRし、一人でも多くの方に楽しんでいただけるよう願っています。
このたび、四国ゲートボール連合の会長として日本ゲートボール連合の評議員を務めさせていただくことになりました。地方の現場の実情をしっかりと踏まえて、ゲートボールの発展に力を尽くしてまいりたいと思います。
高松市の許可をいただき、現在老人保健施設 健祥会バーデンで20床の増床工事がすすんでいます。塩江でのこれまでのサービスが評価をいただけた結果であると、光栄に思っています。今大会は、健祥会バーデンの増床記念大会です。人口減少高齢化のすすむ地域のお役に立つことが私たちの使命と心得、よりよいサービスに努めてまいりますので、今後ともよろしくご指導賜りますよう、お願い申し上げます。
来賓として、木村義雄参議院議員がお越しくださっています。先生は、全国会議員の中で、誰よりもいちばん介護福祉に精通した方です。お忙しい中、ありがとうございます。
本日は、勝負にこだわりつつ、わきあいあいと、はつらつと、頑張ってください。


大会名誉会長 高松市長 大西秀人様メッセージ
塩江支所長高松市塩江支所長 岡本正昭様の代読により披露

四国四県から大勢の皆様が集い、本大会が盛大に開催されますことをお慶び申し上げます。ゲートボールは、子どもから高齢者まで誰もが楽しめる素晴らしいスポーツです。どうか日頃の練習の成果を発揮して良い成績を収めるとともに、参加者同士交流を深め、存分に一日を謳歌してださい。また、頑張った後は塩江温泉郷でゆっくり疲れを癒し、屋島、玉藻城、栗林公園など高松市の様々な史跡名所も楽しんで帰ってください。今後もいっそう健康づくり、体力づくりに取り組んでくださるよう願っています。


参議院議員 木村義雄様ご祝辞

ゲートボールを通じて心身の健康づくりとふれあいづくりに努めておられる皆さんに敬意を表します。少子高齢・低成長時代にあって、年金への不安、マイナス金利への不安をどなたも持っておられるかと思いますが、国会では、皆さんの健康と生活を守り、安心して長生きしていただける地域と国家づくりを推進するために知恵を絞り、全力で頑張っています。
ここ塩江にあります健祥会バーデンの名前は、健祥会グループの前理事長である故中村博彦先生より相談を受け、ヨーロッパ有数の保養地ドイツのバーデンバーデンから提案させていただいたものです。名前のとおり、多くの人に安心とやすらぎを届けてくださっていること、また、現理事長が前理事長の思いを受け継ぎ、さらに熱心に地域福祉に注力くださっていることを本当に有難く嬉しく思いつつ、本大会が素晴らしい大会となりますことを祈念し、祝辞といたします。


喜びと感謝を胸に、仲間とともに一球入魂!

「ゲートボールができる喜びと支えてくださる方々への感謝を胸に、一球入魂で仲間と力を合わせ、全力プレーすることを誓います」と、昨年優勝の健祥会トゥモローチームの中西 理選手の宣誓により大会はスタートし、48チームが、予選リーグと決勝トーナメントを戦いました。


一日かけての熱戦の末、48チームの頂点に立ったのは、オーロラチーム(香川県)。連覇をめざす健祥会トゥモローチーム(徳島県)を同点の内容勝ちで下し、初の栄冠に輝きました。健祥会トゥモローチーム(徳島県)が準優勝。三位は美馬妙見チーム(徳島県)、土ケ久保チーム(徳島県)。優秀チーム賞や個人賞も贈られました。おめでとうございます。
閉会式では、健祥会トゥモローチームでプレイした大会長中村太一が、「朝、徳島を出るときは雨でしたが、ここ塩江は青空で、無事大会を終えることができ嬉しく思います。仲間とともに久しぶりにじっくりゲームに向き合った一日でした。ゲートボール人口は減少傾向にありますが、皆さんはどうか長く長く続けてください。私たちは『打倒オーロラ!』を掲げて、オーロラは二連覇をめざして、来年またここでお会いしましょう」と、講評し、第24回大会は幕を閉じました。
開催にご尽力くださった関係者の皆様、四国四県からご参集くださった48チームの選手の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

[記事公開日]2016/10/08(土)

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