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高校生チームをはじめて迎えて
ゲートボール新時代へ
健祥会カップ争奪第31回徳島オープンゲートボール選手権大会

健祥会カップ争奪第31回徳島オープンゲートボール選手権大会が、阿波市土成町緑の丘スポーツ公園にて開催されました。今年はじめて、高校生チームとユースチームを全国から6チームお招きし、GB新時代へと歩み出した本大会。県内各地をはじめ、香川、高知、兵庫、広島、島根、福岡、熊本、山梨、埼玉から各県から合計80チーム、最年少10歳から最高齢95歳まで、ジュニアチーム、徳島健祥会福祉専門学校チームも揃って、文字通り、三世代が集う大会となりました。


■中村博彦大会長あいさつ

「30余年前、デイサービスが高齢者福祉施策の中に位置付けられたとき、健祥会は中央広域デイサービス組合を発足させ、全国に先駆けてデイサービス事業をスタートした。そのはじまりを記念し、地域の皆さんとともに、三世代が集い元気な地域をつくっていこうとの思いで、本大会の前身である中央広域ゲートボール大会をつくらせていただいた。

30年を経て、今年、すばらしい若者を本大会に迎えることができた。昨年の高校生チャンピオン・島根県の出雲西高校、今年のチャンピオン・福岡県の福智高校、またユースチームの広島県の広島楓、山梨県の山梨スマイル、熊本県のオール九州、埼玉県の朝霞OB、6チームをはじめ、80チームが集い、ゲートボール新時代にふさわしい画期的大会となった。

徳島健祥会福祉専門学校からも2チームが出場している。専門学校ではゲートボーラーを育て、心と技をつくり、チームの輪の中から、介護福祉士、理学療法士、作業療法士を育てていく。80チームが競い合い、すばらしい大会となるよう盛り上げてほしい。

健祥会は来る10月1日、京都市右京区に老人保健施設マリアンヌを開所する。2013年3月には大阪市住之江区に特別養護老人ホーム健祥会エンリケ、そして2013年度中には東京都世田谷区成城に特別養護老人ホームエリザベート成城をつくる。日本一の科学的介護をつくり、日本一の地域貢献を果たしていく。そして高齢化するアジアにも貢献できる態勢をつくっていきたい。

30年ゲートボール歴を重ねてきて、もう優勝を手にすることはないと思っていたが、昨年水明荘チームとして、第13回全国社会人ゲートボール大会で優勝、初の全国制覇をさせていただいた。来週、福島県郡山市で行われる第14回大会に連覇を狙って挑んでくる。

すばらしい大会にしていただいたことに感謝申し上げる。ゲートボールで自分の心をつくり、元気な地域をつくる努力をお願いして、開会のご挨拶とする」


オーロラ(香川県)の吉田知広選手による選手宣誓
選手宣誓するオーロラ(香川県)の吉田知広選手

開会式では、来賓の野崎阿波市長の祝辞に続き、参加80チームの最高齢チームに贈られる「高齢青年チーム賞」が、平均年齢82.6歳の板野(徳島県)に贈られました。昨年の優勝チーム オーロラ(香川県)の吉田知広選手が「ロンドンオリンピックに負けない頑張りをみせます」と宣誓し、競技がスタートしました。

 


「高齢青年チーム賞」を受賞した板野チーム
「高齢青年チーム賞」を受賞した板野(徳島県)の皆さん

予選リーグと決勝トーナメントを勝ち抜いて頂点に立ったのは、小松島B(徳島県)、準優勝は中野友好会(高知県)、第三位はむささび(高知県)と健祥会吉野川(徳島県)です。入賞チームの皆様、個人賞を受けられた皆様、おめでとうごいます。ご参加くださった皆様方、「礼儀」と「感謝」の競い合い、本当にありがとうございました。審判の皆様にも心よりお礼申し上げます。


優勝した小松島Bチーム
優勝を飾った小松島B(徳島県)

2025年には3人に1人、2060年には2.5人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢時代です。三世代が共に楽しめるゲートボールを21世紀の国民スポーツとするために、徳島活性化への思いをゲートボールに託し、健祥会はその魅力を発信し続けてまいります。


出雲西高校(島根県) 福智高校(福岡県)
広島楓(広島県) 山梨スマイル(山梨県)
オール九州(熊本県) 朝霞OB(埼玉県)

[記事公開日]2012/09/08(土)

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