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36名の仲間を迎えて
令和元年度インドネシア人・フィリピン人
介護福祉士候補者辞令交付式

インドネシアから12期生22名とフィリピンから11期生14名を迎えて、介護福祉士候補者への辞令交付式が執り行われました。8月にはすでにベトナムからの6期生6名を迎えており、健祥会グループのEPA人財はこれで、インドネシア115名、フィリピン64名、ベトナム47名、合わせて226名になりました。日本中でもっとも多くEPA人財の集う職場です。

グローバル時代、
皆さんは輝けるパイオニア!

辞令交付式では、日本、インドネシア、フィリピン、3カ国の国歌と健祥会の歌「舞踏会」を斉唱したあと、健祥会グループ理事長中村太一から辞令書と健祥会のオリジナルネクタイ&スカーフ、タブレット端末が手渡され、以下の訓辞がありました。

健祥会グループ理事長中村太一訓辞(抜粋)

ようこそ日本へ、健祥会グループへ。みなさんと出会えたことが本当に嬉しく、心から歓迎します。
EPAの制度は、健祥会グループ創始者中村博彦が国会議員として政府に提案して生まれたものです。創始者は人口減少・少子高齢化の進む日本の介護現場の人財不足とアジアの国々にもやがて訪れる高齢化を見越して、この制度を創り育ててきました。先輩たちは期待に応えてよく頑張ってきましたから、利用者様にも地域社会にも高く評価され、日本の介護現場にとってなくてはならない人になっています。

健祥会グループ理事長 中村太一

12年の間に介護職のグローバル化はすすみ、EPAだけでなく、「技能実習」という制度がスタートしました。私たちのグループにも今年4名のベトナムからの技能実習生を迎えています。また、「特定技能」の在留資格を得た仲間もいます。
日本には、これからますますたくさんのアジアの人財が必要です。そうした動きの中で、EPAの皆さんはパイオニアであり、高い専門性を身につけることで輝きつづける存在です。
あと2カ月足らずで介護福祉士の国家試験があり、現在、34名が合同学習に励んでいます。国家試験の全国のEPA人財の平均累積合格率は57.2%ですが、健祥会では78.8%というすばらしい成績です。これは先輩たちの頑張りの結果であり、合格をめざして専任の先生とそれぞれの施設が一生懸命サポートしている結果です。
先輩の中には、ケアマネジャーの資格を取得した人がいます。管理職として活躍している人もたくさんいます。皆さんも、まずは介護福祉士、そしてさらに次の目標をもって、挑戦していってください。健祥会グループはやる気のある人はぐんぐん上をめざせる職場です。
健祥会へきてくださってありがとう!皆さんは大きな健祥会ファミリーの一員。グループをあげて、皆さんをしっかり支えます。安心して頑張ってください。


理事長からの訓辞に応えて、インドネシア・フィリピン、それぞれの代表が今日の思いを噛みしめるように、日本語で決意を述べました。

フィリピン人介護福祉士候補者代表宣誓

「険しい山の頂上には
素晴らしい眺めが待っている」

先輩からの歓迎のメッセージは、特別養護老人ホーム笑顔のインドネシア介護福祉士 スクマ プラバヤから。「皆さんのこれからの道は山登りのようなもの。険しい道を登り切った先には、素晴らしい眺めが待っています。道を見失うことなく、3年間勉強第一で頑張ってください。不安にも困難にも直面するでしょうが、皆さんは一人じゃない、仲間も、施設の方々も、私たちEPAの先輩も、グループのみんながサポートします。仕事も勉強もともに頑張りましょう」と激励しました。

先輩からの激励の言葉│インドネシア人介護福祉士スクマ プラバヤから

式典終了後には、ネクタイとスカーフを身につけて、理事長、常務執行理事中村晃子はじめ、本部各部長と記念撮影。そして迎えに来てくれた配属先の施設長と笑顔で初顔合わせをしました。

36名は徳島、香川、大阪、京都、東京の各施設に配属され、3年後の国家資格取得をめざします。利用者様、地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

介護福祉士を目指し来日 外国人36人に辞令|徳島新聞

[記事公開日]2019/12/20(金)

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