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EPA制度の課題と展望について
インドネシア・チルボン大学にて国際セミナーに参加

2012/11/10(SAT)~14(WED)

インドネシアと健祥会グループは、EPAに基づく介護福祉士候補者の受け入れや、インドネシア教育大学との学術協定の締結、同大学と徳島健祥会福祉専門学校との教員・学生の交流に関する覚書が交わされるなど、人材育成面で深い協力関係にあります。特にEPAについては、現在、国家試験に合格した4名のインドネシア人介護福祉士と、62名の候補者が健祥会グループに在籍しています。

このほど、合格者4名の卒業校であり、2008年から2012年の間に100名以上の候補者を日本に送り出しているジャワ島・チルボン大学にて国際セミナーが開催され、最も多くのインドネシア人候補者を受け入れている健祥会グループが、セミナーにて受け入れ側の意見を発表する機会を得ました。


600名もの学生の皆さんが参加して開催されたセミナーでは、ジュムハナ同大学理事長から「チルボン大学は日本で働く人材育成に力を入れている。日本の介護施設と密な協力関係をつくり、日本の介護保険制度や先進介護について様々なことを学びたい。卒業生にはもっともっと日本で働いてもらいたい」と挨拶がありました。私立大学協会のアブドゥル ハキム ハリムさんから、「介護福祉士の質を高めるためには、介護技術だけでなく、観察眼や責任感、気配り、報告や説明力を養うことが大切である」との日本人も傾聴すべき講義が、ナショナルボードのエリア ロサリナさんからは、「日本で働くにあたっての心得」についてお話がありました。

健祥会からは、関久代人事部長とインドネシア人介護福祉士のワヒューディンが、日本でのインドネシア人介護士たちの活躍ぶりと、制度の現状と行方について発表。学生たちから、健祥会グループでの今後の候補者の受け入れ姿勢について等、活発な質問が発せられ、意欲の高さを示していました。


実際に学生たちと言葉を交わし、交流することで、インドネシアとのつながりを深め、日本で求められる介護士像への理解を深めるとともに、日本への期待を感じることのできたセミナーでした。

制度には、候補者が人員配置基準に算定されないことや、国家試験のハードルの高さなど、さまざまな矛盾や運用上の問題点がありますが、健祥会グループ理事長の努力により、改善の方向に向かっています。せっかくのEPAを継続・発展させていくためにも、さらにしっかりと現場発信を続けてまいります。

[記事公開日]2012/11/19(月)

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