グループホーム笑顔毎日
開所20周年を祝う
毎日が笑顔でありますように
2004年8月1日、健祥会グループ2番めのグループホームが阿南市に誕生しました。
介護の受け手と支え手の心と心が繋がり、家族のようなぬくもりと一体感の中で、毎日、笑顔が生まれるように、我が家のような環境であるようにと願って命名されたグループホーム笑顔毎日です。
地域の皆様にお支えいただき、開所から20年。利用者様のご参加のもと、阿南市長岩佐義弘様代理保健福祉部長荒井啓之様をはじめ、市議会の皆様、セニアクラブ会長、施設の第三者委員・運営推進委員の皆様をご来賓としお迎えし、記念の式典が催されました。
健祥会のうた「舞踏会」の斉唱で幕を開けた式典。健祥会グループ理事長中村太一がご来賓のご臨席や日頃よりのお力添えに感謝申し上げ、以下のようにご挨拶申し上げました。
健祥会グループ理事長中村太一ご挨拶(要約)
グループホーム笑顔毎日は、住み慣れた我が家にいるような環境の中で専門的なサービスを受けながら、「笑顔」で「毎日」を過ごしていけるよう、20年にわたって努めてまいりました。隣接するケアハウス健祥会アンダルシア、「通い・泊まり・訪問」という3つのサービスで皆様の安心を365日24時間担う小規模多機能ホーム健祥会セビリア、3つの施設が連携し、阿南市の皆様の安心の拠点となっております。
今、介護業界も大きな変革の時代です。様々な福祉機器が登場し、先進のICT機器や介護ロボットが現場で活躍しており、グループホーム笑顔毎日でも見守り支援システム「眠りスキャン」を導入しています。
これにより、ベッド利用中の呼吸数や心拍数、睡眠・覚醒、離床動作など、センサーで得られた情報を職員がパソコンや携帯端末でリアルタイムに確認することができ、健康状態の把握や体調変化の早期発見、夜間の効率的な見守りが可能となります。特に、夜間の睡眠を妨げることなくトイレ誘導やおむつ交換が行えることで、利用者様にとってはもちろん、職員の身体・精神両面の負荷が軽減され、より安全で働きやすい環境が整えられています。
このような機器を積極的に活用し、今後も利用者様に「家でいるより安心。施設の方が快適」と思っていただけるような環境整備をさらに推進してまいります。
テクノロジーの力はフルに利用しつつも、福祉にはやはり「人」と「人」とのつながり、心のつながりが大切です。人とロボットが協働する新しい時代にあって、最先端を追い求めると同時に、グループの原点である「心」、人にしかできない「心のサービス」、「福祉は人 人は心」の会是の理念を守り続けていかねばならないと思っています。
今後も歴史やスケールに甘え、慢心することなく、積極果敢に新しい介護サービスに挑戦し、地域福祉の向上に努め、20年、30年先まで阿南市の皆様をしっかりとお支えしてまいります。今後とも、ご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。本日はありがとうございました。
続いて、阿南市長岩佐義弘様よりのご祝辞を同市保健福祉部長荒井啓之様が代読くださいました。
阿南市長岩佐義弘様ご祝辞
阿南市保健福祉部長荒井啓之様ご代読(抜粋要約)
現在、日本人の平均寿命は84.3歳、健康寿命は74.1歳で、ともに世界第1位です。阿南市でも6月末時点で、100歳以上の方が58人(男性8人・女性50人)いらっしゃいます。まさに人生100年時代、いくつになっても心身ともに健やかで生きがいを持ち、地域で元気にご活躍いただくことが社会の願いです。
阿南市長として、高齢者が住み慣れた地域で支え合い、すべての人がいきいきと暮らし続けられる「ひとに優しいまちづくり」の実現に全身全霊で取り組む所存です。皆様方には、この阿南市が今後も輝き続けるために、一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人健祥会、そしてグループホーム笑顔毎日のますますのご発展と、関係者皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈りいたします。
「海」の合唱で、こころ笑顔に
来賓紹介ののち、お配りした記念冊子に沿って懐かしい写真を見ながら20年の歩みを振り返ったのち、利用者様にもご来賓にも参加いただき、くす玉開きで20周年を祝いました。
フィナーレを飾ったのは利用者様全員と職員による「海」の合唱。利用者様どなたもが一生懸命に楽しそうに歌ってくださり、こころが笑顔になるひとときで式典を締めくくりました。
地域の皆様、利用者様揃ってお祝いいただいた節目の日。明日からもこれまでの歩みを大切に、ケアハウス健祥会アンダルシア、小規模多機能ホーム健祥会セビリアとともに、いつまでも地域に愛される施設であり続けられるよう努力してまいります。ありがとうございました。
[記事公開日]2024/08/07(水)
[最終更新日]2024/08/08(木)