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利用者様のQOL向上のために!
栄養ケア・マネジメント勉強会開催

介護保険における施設サービスには、栄養ケア・マネジメントが基本サービスとして組み込まれており、栄養ケアの体制の充実や丁寧な実践が必須です。健祥会グループでは、基本の上をいく、より質の高い栄養ケア・マネジメントを実践するために、食に携わる職員(管理栄養士・栄養士・調理員)の代表者10名により食・栄養向上委員会を組織し、学び合い高め合っています。
その一環として、勉強会を企画。利用者様の状態に応じた栄養管理のために重要となるアセスメントの基本を確認するとともに、意見交換と学びの機会として開催しました。健祥会トゥモローホールを会場に、リアル参加25名、リモート17名、合計42名の参加です。

前半は、むくの木クリニック管理栄養士岩瀬真菜美が徳島大学病院NSTカンファレンスの見学報告と栄養アセスメントについての講義を行いました。

後半は、食・栄養向上委員がプレイヤーを務めてのロールプレイング。続いて全参加者によるグループワークでは、委員がファシリテーターとなって2つの事例を検討し、熱の入ったグループワークが展開されました。栄養学が専門の健祥会学園校長武田英二がアドバイザーを務め、グループワークの成果を発表し合うとともに、活発な議論が交わされました。

栄養ケア・マネジメントの目的は、栄養状態の維持及び改善を図ることにより、生活の質を向上させ、自立した日常生活を営めるようにすることです。そのためにご本人を真ん中に、管理栄養士が中心となって、医師やケアマネジャー、介護・看護職などさまざまな職種と連携を図りながらすすめます。勉強会は、他施設の管理栄養士との情報共有や意見交換をする貴重な機会でもあり、また、武田校長という栄養学のエキスパートがいることもグループならではの大きな強みです。勉強会で得られた学びや気づきをしっかり実践に生かしてまいります。

[記事公開日]2023/09/07(木)

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