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あけましておめでとうございます!

美しく晴れわたった元旦。健祥会グループ各地の各施設では、利用者の皆様が今年一年健康で過ごせますようにとの願いを込めて、お屠蘇とおせち料理でお祝いしました。晴れ着姿の職員に、利用者様も晴れの笑顔で言祝ぐ新しい年。2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

健祥会頼朝にて(2019/1/1)


グループ本部では1月4日仕事始め式が行われ、2019年訓が発表されました。

健祥会グループ 2019年訓

理事長中村太一 仕事始め式挨拶

「サービスの質の追求・職場での共創・地域社会への貢献」という3つの不変の行動指針を体現するための言葉として、毎年年訓を掲げています。今年は、「ありがとう」の気持ちを再確認し、率直に表現しながら、利用者様に、職場の上司・部下・同僚に、地域に向き合おうと語りかけています。
職員同士がお互いの存在を認め合い、敬うという言葉の意味をしっかり考えてください。仕事ができるのは利用者様のおかげであり、ともに働く上司・部下・同僚がいてこそです。そして、地域あってこその施設であり、地域あってこその皆さんの職なのです。そのことを忘れないでください。

健祥会グループ本部にて(2019/1/4)

今年、元旦をエリザベート成城で祝うために、東京で年越しをしました。東京風の門松や、都心のあちこちに掲げられた国旗には、徳島にはない正月らしさを感じました。
大晦日の夜、渋谷の街に出ましたが、大変な混雑で、人出の8割くらいは外国の方々でした。非常に国際化が進んでおり、日本が変わりつつあることを肌で感じました。もう国籍を区別して語ることすらおかしいと思わせられました。健祥会グループには現在197名のEPA人財が在籍しており、技能実習生も程なく就労開始しますが、国籍や人種を超えて共存を図っていってください。
エリザベート成城から、母校である東海大学を訪ねました。22年ぶりの平塚の町はかつての面影はほとんどなく、よく通った定食屋もなく、住んでいたアパートも駐車場になっていました。町の激変を目の当たりにし、では、この22年の間に自分はどれほど変わっただろう、成長できただろうと考えさせられました。旧知を訪ねて聞いた話では、町内会に子どもはひとりもいないそうで、都会でも人口減少・少子化の現実に直面していることを改めて実感しました。
人口減少と東京一極集中はまだすすみます。景気拡大の恩恵を受けているのは大企業のみであり、おのずとすべてが東京に集中します。人手不足の局面では福祉には人が集まりにくいのが常。職環境をさらに充実させていく必要を痛感します。
22年ぶりに訪ねた母校が箱根駅伝で初優勝し、私としても幸先のいい2019年のスタートが切れたと思います。

今年10月には、いよいよ消費税が10%となります。増税分は全世代型社会保障に充当すると言われており、私たちに向けられる社会の目はいっそう厳しくなります。
どうか、発想や視点を「デザイン思考」に変えて、「問題解決」ではなく「問題発見」を心がけてください。競争と共創、そして進化と深化、想定外をなくす努力を忘れず、ともに1年頑張ってまいりましょう。

[記事公開日]2019/01/04(金)
[最終更新日]2021/09/09(木)

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