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食生活改善普及運動月間を終えて
見えてきた成果と次の目標


国民の食生活改善に向けて厚生労働省の呼びかけにより、毎年9月1日~9月30日の間、「食生活改善普及運動」が実施されています。
健祥会グループでもこの期間を「食生活改善普及運動月間」とし、職員が自らの食生活を振り返り、見直す機会となるよう、53施設が参加。1ヶ月にわたって、健康的な食生活のための啓蒙活動と情報提供を行い、食事バランスガイドシートに則して食生活改善を促しました。
期間終了後に実施したアンケートには2,067名が回答。このうち69%の職員が「食生活を見直すきっかけとなり、改善につながった」とコメントを寄せており、顕著な効果が見られました。

アンケート結果まとめ

問1)食生活改善の機会となったか。


■改善につながらなかった理由
・ついつい嫌いなものは避け、好きなものを食べてしまう。
・バランスの良い食事を作る時間の余裕がない。
・一人暮らしだから、コンビニ食材や総菜をよく利用してしまう。

問2)改善された内容


「食事バランスガイドやお野菜たっぷり簡単レシピがとても参考になった」「自分の食がバランスを大きく欠いていたことに気づけた」などの声もいただきました。

気づけたが改善につながらなかった22%の人、気づきの機会ともならなかった9%の人へ、この運動月間の間だけにとどまらず、継続的で有効なアプローチが必要であると思われます。

心とからだの健康めざして

「食べる」ことの目的はふたつあります。一つは健康を維持・増進させ、疾病の予防・治療に必要な栄養素を過不足なく得るため。もう一つは、おいしく食べて心を豊かに満たし、人ともつながり、QOLを高めるため。食・栄養向上委員会では、さまざまな取り組みを通して、職員の心とからだの健康を食の分野からしっかりサポートしてまいります。

[記事公開日]2023/10/31(火)

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