~’’動きやすさ’’を育てるリハビリのヒント~
ある日、一人の利用者様が
「今日は股関節と膝が痛いんよ…」
と話されながら来所されました。
普段は杖で歩かれている方ですが、その日は痛みが強く、シルバーカーを使用されていました。
歩くスピードもゆっくりで、一歩一歩がとてもつらそうなご様子でした。
そこで身体の状態を確認しながら、背中・腰・両膝に緩くひもをまきました。
その後、暫くすると…
利用者様は笑顔で
「あれ?歩ける😯」と驚かれたご様子でした。
その日は、帰宅されるまでひもを巻いたまま過ごされました。
帰る頃、利用者様が笑顔でこんな一言を話してくださいました。
「朝はあんなに痛かったのに、不思議やなぁ😆」
その表情は来所時とはまるで違い、とても明るい笑顔でした。
その後、ご本人もひもトレを気に入ってくださり、現在ではご自宅でもご自身でひもを巻いて来所されています。

来所されるたびに、
「先生、今日も調子ええんでよ~😁👍」
と笑顔で声をかけてくださるようになりました。
現在も以前のような歩きづらさは見られず、歩くスピードも以前より軽やかになり、表情も明るくなられています。
もちろん、体の変化や感じ方には個人差があります。
私たちは「ひもを巻けば必ず良くなる」と考えているのではありません。
その日の身体の状態や生活背景を丁寧に確認しながら、一人ひとりに合った方法を一緒に考え、その方がより動きやすく、生活しやすくなることを目指しています。
利用者様の笑顔や「できた!」という喜びを一緒に分かち合えることが、私たちにとって何よりの励みです。
📍次回予告
第3回「なぜひもを巻くだけで動きやすく感じる人がいるの?」
「ただのひもなのに、なぜ?」
そんな疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
次回は、理学療法士の視点から、ひもトレの考え方や身体との関わりについて、できるだけ分かりやすくご紹介します。
シェーンブルン デイケアでは、一人ひとりの「できる」を大切にしながら、その方らしい生活を支えるリハビリに取り組んでいます。
これからも、”動きやすさ”を育てるリハビリのヒントをお届けしていきます。
次回の『シェーンブルン ひもトレ通信』もお楽しみに💚💛

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