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おしらせ
ドイツからの看護訪問団
とくしま介護現場DXサポートセンターへ


徳島県との交流事業で来日しているドイツ・ニーダーザクセン州の看護訪問団の皆様9名が、徳島県知事戦略局と長寿いきがい課のご担当のアテンドにより、健祥会プレゼンテーションに設けられたとくしま介護現場DXサポートセンターを訪れました。

健祥会グループ本部長 関久代、とくしま介護現場DXサポートセンター統括責任者 桝田和平が、歓迎の挨拶とそれぞれグループとセンターについての概要を説明。


これを受け、ドイツ北西看護専門職協会 副常務理事 マリナ・カウワー氏が以下のようにご挨拶くださいました。

「このように温かく迎えてくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。昨年徳島県からの代表団をハノーバーに迎えて高齢者施設を訪問し、日本とドイツが同じような課題に直面していることを実感したものでした。少子高齢化、介護保険制度の課題、専門職の不足…これらは我が国でも大きなテーマです。
さきほどのお話で特に印象的だったのは、職員の働く環境を大切にし、健康やワークライフバランスにも配慮されている点です。看護職協会の一員として非常にうれしく思いました。また、外国人スタッフの受け入れやロボットの活用など、国際的な視点での取り組みにも大きな関心を持っています。
本日は限られた時間ではありますが、多くを学び、たくさん質問させていただきたいと思っています」


健祥会グループDX促進室 担当が、健祥会グループの概要、介護現場におけるICTや介護ロボットの活用、外国人職員との協働、人財育成体制などを紹介。続いて、とくしま介護現場DXサポートセンター 担当から、人口減少とくに生産年齢人口の減少が進む中、介護の質を保ちながら限られた人財でサービスを提供し続けることが重要な課題であること、そのためにDXを活かした生産性の向上が必須であり、国を挙げて取り組んでいることとDXサポートセンターの役割について説明しました。

最後に、機器のメーカーの方々にもご協力いただき、移乗介助・移動支援・排せつ介助・見守り・コミュニケーションなど、さまざまな種類の介護ロボットについて説明し、実際に介護ロボット、認知症VRを体験していただきました。

機器の活用に関する質問やドイツの現状との比較など、活発な意見交換ののち、隣接する特別養護老人ホーム笑顔・グループホーム元気に移動。現場でのICTやロボットの活用状況を見ていただきました。


限られた時間でしたが、どなたも非常に熱心に見学・体験をしてくださいました。ご説明をすることで、こちらもDXの意義、DXサポートの重要性を改めて認識することができました。一昨年に続いてのご訪問、ありがとうございました。暑い中ですが、日本でどうぞ良い時間を!