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地域活動
健祥会グループ合同敬老会週間です

9月に入っても厳しい暑さが続いていますが、朝夕には確かに秋の気配が感じられるようになってきました。そして9月15日は敬老の日。長年社会を支えてきてくださった皆様方への感謝をこめて、施設利用者様、デイ利用者様、地域の老人会の皆様、皆が揃って長寿をお祝いする健祥会グループ伝統の「合同敬老会」が、9月8日を皮切りに、徳島、香川、高知、大阪、京都、東京、全40カ所で21日まで、半月にわたって開催されています。
9月16日、徳島県藍住町のグループホーム藤吉郎・デイセンター日吉丸で開催された第19回合同敬老会。長寿番付の東の横綱・102歳の女性、西の横綱・97歳の女性をはじめ、米寿と喜寿の皆様を、<姪ご様との四国88カ所巡り><息子様の誕生><亡き夫様と長年農業を営んでこられたこと><趣味のカメラを片手に日本全国を旅したこと><二人のお子様と二人のお孫様に恵まれたこと>など、ご自身のこれまでの人生で一番嬉しかった思い出とともに紹介。ご長寿を祝ってグループ理事長中村太一より記念品を贈呈しました。

その後、挨拶に立った中村太一は冒頭、藍住町長 髙橋英夫様をはじめとするご来賓と地域の皆様のご臨席、日頃からのご支援・ご協力への感謝の言葉を述べ、以下のように続けました。また、ご来賓を代表して藍住町長 髙橋英夫様からご祝辞いただきました。

健祥会グループ理事長 中村太一挨拶(抜粋・要約)


健祥会グループの利用者様は現在約6,000名、本当に多くの方にご利用いただいています。そのうち、徳島県内での100歳以上の利用者様は85名であり、県内の100歳以上の方のおよそ9人に1人が健祥会を利用くださっていることになります。最高齢は美馬市の施設に入所されている107歳の女性です。
徳島県内の百寿者は平成元年には32名でしたが、今では760名にまで増え、長寿化の進展を実感します。国内に100歳以上の方は約10万人。110歳以上の方は約150名いらっしゃるそうです。国内最高齢は奈良県にお住まいの114歳、賀川滋子さんです。賀川さんは東京オリンピックで109歳にして聖火ランナーを務められました。
ご長寿の方は100歳を超えても自立した生活を送っている方が多く、「健康長寿のエリート」としてその秘密を解くための様々な研究が行われています。女性が多いこと、「決めたことを守る誠実性の高い人」や「活動的で外向性の高い人」の多いことが分かってきています。こうした方は、過度の飲酒や喫煙などの不健康な行動をする可能性が低いため、100歳を超えても元気に過ごせていると推測されています。

まさに人生110年時代です。健祥会グループの福祉サービスが健康で充実した生活の一助となれますよう、45年にわたって築き上げてきたノウハウにICTやデジタル技術を活用しながら、手と手のぬくもり、こころの通い合いを大切に、皆様に「健康と自立」をお届けしてまいります。人生110年時代へのパートナーとして、地域に愛され、親しまれる存在であり続けられますよう、3,100人の職員がこころを一つに邁進してまいります。皆様のお支えに心より感謝し、ますますのご健康とご多幸を祈念申し上げます。

藍住町長 髙橋英夫様 ご祝辞(要約)


本日は第19回藤吉郎・日吉丸合同敬老会にお招きいただき、ありがとうございます。このような素晴らしい会にご一緒でき、大変嬉しく思います。日頃より本町の福祉行政にご理解とご協力をいただいていますことと、職員の皆さんには利用者の皆様の安心の暮らしのために献身的なご尽力をいただいていますことに、深く感謝を申し上げます。
行政としても、皆様が地域の一員として自分らしく生きていけますよう力を尽くしてまいります。皆様がこれまで培ってこられた豊富な人生経験と知恵は私たちの街の貴重な財産です。どうぞお身体を大切に、末永くお元気でお過ごしください。本日は本当におめでとうございます。


お忙しい中、ご出席くださったご来賓、藍住町民生委員・児童委員協議会会長 佐藤和夫様、藍住町民生児童委員 黒上隆男様、運営推進会議委員 岡本恵子様が紹介されました。皆様ありがとうございました。
式典後には皆で記念撮影。利用者様にはお祝い膳を召し上がっていただき、午後には地域の保育園・ニチイキッズあいずみさかふじ保育園の10名の園児のかわいい歌やお遊戯を楽しみ、敬老会の一日を賑やかに過ごしていただきました。

健祥会グループの合同敬老会週間は9月21日まで。各地各施設で心を込めて、ご長寿を言祝ぎます。