今回シェーンブルンでは施設内研修の一環として「トロミ測定会」を実施しました。
業者の方のご協力を得て液体の粘度を測定する機器を使用し、普段私たちが利用者様に提供しているトロミの濃さが適切な状態か、職員によってバラツキはないのか、など数値として確認する機会としました。
基準となる「嚥下調整食分類 2021」を指標として、「薄いとろみ」「中間のとろみ」「濃いとろみ」を普段通りの作り方で職員に準備してもらいます。
「私は薄い状態でつくったよ!リーダーだから完璧よ!」
「見るからに濃いけど大丈夫!?」「いやいやこれは入れてくれたお茶の量が少なすぎるんよ」
みんなプライドを持って思い思いに議論を交わしました。
トロミの調整は飲み込む力が弱まった利用者様によって非常に大切なことです。
これからも、安全に美味しく食事をしていただけるよう努力して参ります。