今年度、健祥会ハートでは初めて、管理栄養士実習生として、
四国大学 健康栄養学科の4年生3名を受け入れました。
今回の実習では、様々な内容について講義や実技を用意📝
特に、2つのテーマをメインに実施しました。
テーマ① みんなに安全なごはんを届けるための調理・衛生方法について
健祥会ハートでは、約100名の入所者様がおり、
それぞれの方に合った、安心・安全な食事の提供が必要となります。
今回は、厨房にて、噛む・飲み込む能力が低下している入所者様へ提供している
『ソフト食』の調理に挑戦しました。
また、学校で習っている衛生管理等を実際に見学してもらいました。
テーマ② 心をこめた栄養ケアとチームワークの大切さについて
多職種で行う担当者会議への参加や、日々の食事観察を通して、
対象とする入所者様への最適な栄養ケアの実践を学びました。
はじめは声をかけるのも緊張していましたが、毎日コミュニケーションをとることで、
少しずつ信頼関係を築くことができました☺️
そして、学んだことを基に、栄養ケア計画書の原案を作成しました。
「楽しく食事をしてもらうためにはどうしたらいい?」
「最後まで全部自分で食べられるようになってほしい!」
話し合う3人の瞳には、管理栄養士の本質に触れようとする想いが感じられました。
実習生のしっかり学ぼうという姿勢、「食べてもらえてうれしい!」という素直な気持ちは、
入所者様にも、職員にも、たくさんの良い刺激を与えてくれました。
私たちも日々の仕事を見つめ直し、原点に立ち返るきっかけになったと感じています。
今回の実習が、皆さんにとって学びの多い、実りある時間となっていたら嬉しいです。
これから管理栄養士として、それぞれの場所で輝いていかれることを心から願っています✨