ゴールデンウイークも終わった令和7年5月9日、三島小学校を訪問して児童の皆様との交流会を行いました。
普段外出の機会の少ない入所者様9名が参加され、子供たちに会う楽しみに心躍らせながら出発しました。
まずは子供たちも楽しみにしてくれている恒例のピエロショーで幕開けです!
子供たちの歓声や笑い声につられて入所者の皆様も笑顔で楽しまれ、会場には一体感が生まれていい感じです。
会場が温まったところで、今回のメインイベントである児童の皆様と入所者様との対話の時間です。
より近くで、より深い対話が出来るよう4チームに分かれて少人数で行いました。
「昔よくしていた遊びは何ですか?」「めんこやしよったわ。」「めんこ僕もしたことある!」
「今何歳え?」「10歳です。」「ほう、まだまだこれからじゃなあ。がんばってよ。」
双方から質問が飛び出し、会話が弾んで楽しい時間が続きます。
さあ、最後は入所者様がみんなで一緒に作って用意した、ストラップを子供たちにプレゼントします。
今回参加できなかった入所者様の思いもこもったプレゼントを、子供たち一人一人に心を込めて手渡しました。
児童代表より素敵なお礼の言葉を頂き、皆様笑顔で交流会終了となりました。
「また会えることを楽しみにしています。」「楽しかった。ありがとうございました。」
楽しい時間はあっという間に過ぎ、入所者様は児童の皆様に手を振って帰途につきました。
教頭先生からは「今の子供たちは地域の方との関わりを持つ機会が少なく、私たちがいくら説明しても教えられないことを、この体験を持って学べたと思います。」との言葉を頂きました。
また入所者様にとっては若い世代と関わりを持つ貴重な場となり、子供たちからもらった元気と癒しはその後の日々の活力となっています。