12月は朝の冷え込みが冬の訪れをはっきりと告げてくれました。
施設でも毛布を一枚多く重ねたり、温かい飲み物を手にする回数が増えたり。
入居者様同士の「寒くなったねえ」という声が、微笑ましく感じる日々でした。


12月は、地域とのつながりを感じる時間もありました。
町で開かれたコンサートに参加し、音楽に包まれるひとときは、
冬の冷たい空気を忘れるほど心が温まりました。


入居者様の表情もやわらかく、音の力って本当にすごいなと感じた時間でした。
施設では、みんなで協力して「オリジナルかるた」をつくるという
楽しい取り組みもありました。


一枚一枚に笑いや思い出が詰まっていて、完成したかるたを眺めるだけで、
その場の空気がよみがえるようでした。
天気の良い日には、外でひなたぼっこをしました。


冬の陽ざしはやさしくて、背中にぽかぽかと広がる温かさに、
自然と会話もゆったりと弾みました。
「気持ちいいねえ」と誰かがつぶやくと、みんながうなずく、
そんな穏やかな時間でした。


手を動かしながら「今年もいろいろあったね」と語り合う時間は、
まるで一年をそっと包み込むような、あたたかいひとときでした。


こうして振り返ると、12月は特別なイベントがあったというよりも、
“みんなで一緒に楽しむ”という小さな喜びが積み重なった豊かな日々
でした。

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