Ⅰ.~取組の経緯~「利用者ニーズに応えられているか」
誰しも心の中にある「まだやってみたい」「もう一度、誰かの役に立ちたい」という利用者様の想い。
本施設では利用者様一人ひとりの人生や想いに本気で向き合い看護、介護、リハビリ、相談員などの専門職がチームとなってその想いを実現するために取り組むこととした。
Re(再び)Habilis(自分らしく生活をする権利を取り戻す)としての老人保健施設の役割を再構築することを目標とした。
Ⅱ.~実施内容~
「野菜づくり、こども食堂への寄付」
利用者様が主体となってさまざまな野菜づくりに挑戦、専門職が身体状況に応じた訓練や道具の配置など安全に継続できるよう支援した。収穫した野菜を子ども食堂へ寄付することで利用者様は達成感と地域とつながる喜びを感じ役割を持って社会とつながる機会となった。
さらに詳しくはこちらから☞
☆YUME☆プロジェクト②┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
☆YUME☆プロジェクト③~収穫/寄付編~┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
「花を育て、栞を作成し中学校へ寄贈」
「花を育て、見て楽しみたい」という想いをもとに、押し花を用いた栞作りに取り組んだ。花を選び配置を考えながら制作を行い、利用者様それぞれの工夫が生かされた作品となった。完成した栞は近隣の中学校へ寄付し自分の手で生み出した作品が誰かのもとへ届く喜びを感じる機会となった。
さらに詳しくはこちらから☞
☆YUME☆プロジェクト始動!!➀┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
☆YUME☆プロジェクト④~栞作成編~┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
☆YUME☆プロジェクト⑧「花の栞」三好中学校へ寄贈┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
「踊り、合唱披露」
「もう一度踊人前で踊りたい」「歌を歌いたい」とういう想いを大切にし、秋祭りでの盆踊り・合唱を目標に取り組んだ。練習では歌や踊りを楽しみながら段階的に練習。取り組みにあたり、階段昇降に不安のある利用者様には事前練習や補助具の調整を行い本番に備えた。
さらに詳しくはこちらから☞
☆YUME☆プロジェクト⑤┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
シェーンブルン秋祭りwith☆YUME☆プロジェクト⑥┃施設だよりWEB版┃健祥会グループ
Ⅲ.~取組結果、成果~
・利用者様一人ひとりが「やってみたい」「もう一度」という想いを行動に移し、役割を持って社会と関わる機会を創出することができた。
・施設内で完結するのではなく、地域とつながる実感や達成感が得られ、長年抱いてきた夢に向きあう時間となった。
・専門職がチームで関わることで利用者様の想いを共有しながら支援を進める体制が強化された。
・老人保健施設の役割として、「生活の場」に留まらず「人生の想いを形にする場」であることを再認識することができた。
Ⅳ.~考察と今後の展開について~
利用者様の想いを起点とした支援は活動内容そのものよりも、その人らしさや主体性を引き出す過程に大きな意味があると考えられた。
今後はこのような関わりを一時的な取り組みで終わらせるのではなく、日常ケアの中に継続的に取り入れていくことが重要であると考える。
地域との関りも大切にしながら利用者様が自分らしく挑戦できる機会が得られる施設づくりを進めていきたい。











42