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「知らないと困る!骨粗しょう症セミナー」開催
今年度より協会けんぽの健診において、40-74歳の偶数年齢の女性職員を対象に「骨粗しょう症検診」が新たに助成項目として追加されました。これを機に、KIRARI WOMAN ネットワーク主催で、職員の健康保持・増進のために「骨粗しょう症セミナー」を開催。DEXA法による骨密度測定を実施しているグループ内むくの木クリニックの整形外科医・安井夏生先生に、骨密度低下の予防や骨粗しょう症の治療、骨折への対応、生活習慣改善の重要性などについてお話しいただきました。

セミナー要旨
骨粗しょう症は自覚症状がほとんどないまま進行し、一度骨折することで生活の質(QOL)や寿命に大きな影響を及ぼす疾患です。
● 骨折後は早期治療・早期リハビリが重要
特に高齢者に多い大腿骨近位部骨折はがん以上の深刻なリスクを伴うため、診断後は直ちに手術を行い、翌日から歩行訓練などの早期リハビリを進めることが回復への鍵。治療の目的は骨折を治すだけでなく、「次の骨折を防ぐこと」にある。
● 転倒予防が骨折予防につながる
骨粗しょう症の治療とともに、転倒を防ぐことも重要。杖の活用や、片足立ちを行う「フラミンゴ療法」などでバランス能力を高めることが勧められた。
● 正確な測定と最適な治療を
予防には、片足立ちによるバランス訓練や、世界標準であるDEXA法を用いた正確な骨密度測定、血液等による骨代謝マーカーに基づいた最適な薬物治療が不可欠。また、将来は老化細胞の除去や幹細胞治療といった医療の進展が期待されている。
診断には世界標準であるDEXA法による骨密度測定が推奨される。また、骨代謝マーカーを組み合わせることで、一人ひとりの状態に合った薬が選べる。さらに現在は骨吸収を抑える薬や骨形成を促す薬などがあり、骨密度を改善し、骨折リスクを減らすことが可能。
安井先生は、「年齢を重ねても、適切な検査・治療・運動を続けることで健康寿命は延ばせます。そのためにもDEXAを活用して早期に診断を受け、適切な治療と転倒予防策を講じることが重要です」と大切なメッセージをくださいました。
健祥会グループ常務理事中村晃子挨拶
本日はご来場、またオンラインでのご参加ありがとうございました。おかげさまで250名もの方々にご聴講いただき、会場では熱心にメモを取る姿が印象的でした。安井先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。
骨の大切さや骨折の恐ろしさを痛感すると同時に、予防や治療ができるという希望も持てた有意義な時間でした。当グループでは健康経営に注力しており、特に今年度から「骨粗しょう症検診」を40-74歳の偶数年齢の女性には標準項目として、さらに男性もオプションで受診可能です。私も先生に測定結果を解説していただき、定期的なチェックの大切さを実感し、手元にデータを残しています。骨密度は毎年1%ずつ減っていくということですので、自分の身体を把握することで、健康づくり骨づくりをしていきたいと考えています。
ぜひグループの制度や、むくの木クリニックの設備などを積極的に活用してください。正しい知識のもと、自分の骨の状態を知り、医療の力も借りて、健康な体づくりへ役立てていきましょう。本日は誠にありがとうございました。
3月の「女性の健康サポートセミナー」に続き、健康経営第2弾として開催した「知らないと困る!骨粗しょう症セミナー」、安井先生に非常に専門性の高い内容をとてもわかりやすく詳しくお話しいただき、骨づくり健康づくりの大切さが聴く人の身に染みたようで、「知ってよかった」との嬉しいお声をたくさんいただきました。
安井先生、ありがとうございました。