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全国で勝つ難しさ、「ふたたびの栄冠」ならず
日本ゲートボール連合(JGU)主催の「文部科学大臣杯 第41回全日本ゲートボール選手権大会」が2025年11月1日(土)・2日(日)の2日間、徳島市のワークスタッフ陸上競技場で開催されました。
この大会は、チーム編成に年齢・性別の制限を設けずに日本一を競い合う国内最高峰の大会。徳島県での全国大会開催は2009年の第24回全国選抜大会以来16年ぶりとあって、徳島県ゲートボール協会と関係者が総力をあげて準備し、この日を迎えました。
健祥会ゲートボールチームは2007年の第23回大会で優勝を遂げており、「ふたたびの栄冠」をめざしての挑戦。練習を積み、相手チームを研究し、戦略を練って臨みました。
出場は、各地の予選を勝ち抜いてきた43チーム・259人(最年少9歳~最高齢93歳)の選手たち。開会式では開催地を代表して、健祥会チームの藤江守・上野淳両選手が宣誓し、大会は幕をあけました。

初日の1次リーグは12グループに分かれて戦い、各グループの上位2チーム計24チームが2次リーグにすすみます。1次リーグを通過した健祥会は、1日目・2日目に行われた2次リーグ戦でも健闘して1位で通過。
さらに勝ち上がった強豪8チームによるトーナメント戦が繰り広げられ、残念ながら健祥会チームは初戦で大垣心友会に敗れ、2度目の全国制覇はなりませんでした。
グループからはたくさんの職員がボランティア参加したり、応援に出向いたり。残念な結果に終わりましたが、チームに惜しみない拍手を贈りました。


チームの主将・グループ理事長中村太一は、「勝敗を分けるのは練習量と技術。そして確率を追い求めた戦略です。相手もこちらを調べ尽くして超一流の戦略を練っている。その上で、お互い、3手も4手も先を読み、駆け引きをする。あとは本番でいかに力を出せるか、もちろん勝負運も味方にしないといけない。勝敗はいつも紙一重です。これまでに文部科学大臣杯をはじめ4大大会を制覇してきましたが、全国大会を勝つことの難しさ・厳しさを改めて思い知らされました。悔しい限りですが、もう来年の闘いは始まっています。気持ちを切り替えてまた練習に励みます。みんなの応援にこころから感謝です」と語っています。
今大会で徳島県ゲートボール協会の掲げたテーマは、「四国文化に根ざしたおもてなしの心」。協会スタッフもボランティアスタッフもみんながその心で運営し、各地から参加くださった選手の皆さんを気遣い、労いました。
また、審判の正確な判定をサポートするための「レフリースケール」を今大会のために準備。各コートの得点表示板も、赤チームは「なると金時」が白チームは「すだち」がモチーフとしてデザインされており、皆さんに和んでいただきました。さらに感謝を込めて、出場全チームに徳島県産「なると金時さつまいも」3kgが参加賞として健祥会から贈られました。
選手の皆様、お疲れ様でした。審判員の皆様、日本ゲートボール連合ならびに徳島県ゲートボール協会の皆様、ボランティアでお手伝いくださったグループ職員、すべての皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。



